水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年7月4週 (7月24日～7月30日） 前年同期 （7月26日～8月1日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,150 589 222 340
　前　　　 週 　　　比 （％） 104 107 105 98
　前　年　同　期　比 （％） 89 101 67 90


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 28.6 78 ↓ 89 ↓ 各地 生 18,360 6,033 1,944 158 75 -
海外 生 9,720 5,716 2,700 157 110 -
メバチ 57.7 109 ↑ 87 ↓ 各地* 冷凍 2,376 806 486 99 78 -
アジ 49.0 112 ↑ 81 ↓ 長崎 中 1,296 605 432 117 151 180-200g/尾
長崎ほか 中小 648 518 324 104 98 110-120g/尾
サバ 28.4 103 ↑ 119 ↑ 宮城 － 540 268 216 84 79 10入/5kg
イワシ 23.2 69 ↓ 58 ↓ 千葉ほか － 2,160 426 270 120 164 100-120g/尾
スルメイカ 31.7 98 ↓ 141 ↑ 石川 － 972 674 432 118 101 25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.2 92 ↓ 100 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.4 152 ↑ 75 ↓ 北海道 生 10,800 7,560 5,400 62 175 100-125g/尾
各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 8.2 108 ↑ 85 ↓ 北海道 マ 756 486 270 96 100 -
青森ほか マコ 1,080 702 216 93 - -
北海道 アカ 900 - 756 113 88 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 16.5 104 ↑ 136 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 11.9 77 ↓ 86 ↓ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 - 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 7.8 116 ↑ 142 ↑ 岩手ほか 生 648 - 432 100 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 43.7 175 ↑ 103 ↑ 宮城 － 1,620 281 140 37 59 1.5-2kg/尾
キンメダイ 10.9 179 ↑ 136 ↑ 東京ほか － 2,700 1,793 1,080 88 95 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２４日（金）休市明けで週末の取引、入荷増で荷動きはやや低調。カツオが１－３割下落、スルメは小甘い、サバ、メジ、サンマは保合、相場全体では弱保合。２５日（土）休市前の取引、雨市で買い気は振るわなかった。スルメが３－４割上伸、カツオは堅調、イワシは１－２割下落、アジとブリは保合、相場全体では小動き。２７日（月）週明けの取引、荷動きはまずまず。イワシが３ー４割反発、ブリは２－３割上伸、サバは堅調、スルメは小反落、カツオは軟調、相場全体では堅調。２８日（火）休市前の取引、降雨予想などから買い気は低調。イワシが３－４割続伸、アジは２割上伸、メジは強保合、カツオはまちまち、相場全体では強保合。３０日（木）休市明けの取引、入荷増で買い気は振るわなかった。スルメが２割上伸、ブリが堅調、アジは１－２割反落、イワシは軟調、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が長崎や島根を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％増加し、価格は中型が１．５割強高、中小型は約０．５割高。サバは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は約１．５割安。イワシは千葉や北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ３１％減少し、価格は2割高。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は２割弱高。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ７５％増加し、価格は６.5割弱安。サンマは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ５２％増加し、価格は生が４割弱安。