水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年8月4週 (8月21日～8月27日） 前年同期 （8月23日～8月29日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,141 578 220 343
　前　　　 週 　　　比 （％） 83 97 63 81
　前　年　同　期　比 （％） 96 92 110 97


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 40.0 92 ↓ 132 ↑ 各地 生 14,040 3,441 1,296 71 57 -
海外 生 7,128 3,583 1,620 96 88 -
メバチ 67.5 119 ↑ 125 ↑ 各地* 冷凍 2,484 788 486 99 76 -
アジ 60.3 113 ↑ 115 ↑ 長崎ほか 中 1,944 497 270 67 96 160-180g/尾
島根ほか 中小 648 454 324 72 73 110-120g/尾
サバ 27.6 102 ↑ 86 ↓ 青森ほか － 756 371 216 107 126 7-10入/5kg
イワシ 22.8 127 ↑ 87 ↓ 北海道 － 1,620 324 162 72 82 80-90g/尾
スルメイカ 24.8 112 ↑ 116 ↑ 秋田ほか － 972 691 432 72 102 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.2 43 ↓ 46 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 6.3 68 ↓ 24 ↓ 北海道 生 16,200 9,180 1,620 - 483 110-125g/尾
各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 9.1 118 ↑ 207 ↑ 北海道 マ 756 551 324 89 85 -
青森ほか マコ 1,296 972 324 78 100 -
北海道 アカ 1,404 810 432 83 85 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 16.8 73 ↓ 137 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 12.0 91 ↓ 81 ↓ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 6.1 90 ↓ 117 ↑ 岩手ほか 生 756 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 40.8 113 ↑ 76 ↓ 宮城 － 1,944 302 162 44 68 2-4kg/尾
キンメダイ 9.1 123 ↑ 120 ↑ 東京ほか － 2,700 1,793 1,080 91 75 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２６日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２１日（金）[週末の取引、買い気は振るわなかった。サバが１－２割上伸、メジは強保合、イワシは１－２割続落、カツオは続軟調、相場全体では小動き。]、２２日（土）[休市前の取引、量販店などに高値が嫌気され、荷動きは停滞気味。アジが小幅下落、イワシが弱保合、サバ、カツオも伸び悩み、相場全体では弱保合。]、２４日（月）[週明けの取引、天候も回復し、買い気はまずまず。アジは小幅続落、サバ、カツオは小動き、ブリ、メジは保合、相場全体では小甘い。]、２５日（火）[休市前の取引、入荷は減ったが、買い気はいまひとつさえなかった。サンマが浜高を反映して堅調、イワシは５割急反発、スルメは１割上伸、メジは堅調、相場全体では上伸。]、２７日（木）[休市明けの取引、買い気は比較的順調。カツオはしっかり、サンマは高値反動もあって半値に下落、メジは１割下落、ブリは小安い、相場全体では小反落。]、
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や佐賀、中小型が島根や長崎を主体に入荷。数量は前週に比べ１３％増加し、価格は中型が３．５割弱安、中小型は３割弱安。サバは青森や岩手を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は０．５割強高。イワシは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ２７％増加し、価格は３割弱安。スルメイカは秋田や石川を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％増加し、価格は３割弱安。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ１３％増加し、価格は約５．５割安。サンマは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ３２％減少し、価格は生について前年同期比で約４．８倍。