水産物の週間市況について

０3（３５２０）８２６１～８２６２

2020年10月3週 (10月16日～10月22日） 前年同期 （10月18日～10月24日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,349 692 276 380
　前　　　 週 　　　比 （％） 115 119 123 105
　前　年　同　期　比 （％） 106 106 121 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 39.3 109 ↑ 117 ↑ 各地 生 13,500 4,195 1,620 107 49 -
海外 生 6,048 4,114 3,240 110 117 -
メバチ 59.0 117 ↑ 109 ↑ 各地* 冷凍 2,700 840 540 100 80 -
アジ 54.4 169 ↑ 228 ↑ 長崎 中 1,296 378 270 42 42 160-180g/尾
石川 中小 540 392 270 49 74 110-120g/尾
サバ 37.5 134 ↑ 179 ↑ 石川ほか － 756 272 173 79 53 10入/5kg
イワシ 20.5 144 ↑ 86 ↓ 北海道 － 1,188 324 162 104 111 90-110g/尾
スルメイカ 21.6 133 ↑ 208 ↑ 北海道ほか － 1,188 942 648 96 88 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.6 80 ↓ 73 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 50.9 110 ↑ 66 ↓ 北海道 生 3,780 940 540 101 167 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 6.8 101 ↑ 68 ↓ 北海道 マ 648 486 324 82 90 -
青森ほか マコ 1,404 675 432 60 - -
北海道 アカ 1,080 918 432 107 100 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 365 216 84 72 -
ハマチ 28.4 95 ↓ 153 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 19.2 122 ↑ 119 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 22.8 140 ↑ 161 ↑ 岩手ほか 生 1,404 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 27.7 156 ↑ 113 ↑ 宮城ほか － 1,620 659 270 61 66 2-5kg/尾
キンメダイ 4.3 90 ↓ 113 ↑ 東京ほか － 5,400 2,484 1,620 111 102 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 10.3 169 ↑ 143 ↑ 三陸 － 2,700 1,661 756 95 78 -
各地 － 2,376 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１９％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１６日（金）[週末の取引、買い気は依然振るわなかった。イワシが１－２割下落、スルメは小安い、カツオはまちまち、ブリ、メジは保合、相場全体では弱保合。]、１７日(土）[休市前の取引、雨市で買い気は低調。アジ、カツオが２－３割上伸、スルメは小反発、イワシ、サンマは堅調、サバは小動き、相場全体では上伸。]、１９日（月）[週明けの取引、入荷急増で買い気は弱かった。サバが１割上伸、カツオは１－３割反落、アジ、スルメは２割反落、サンマは２割下落、相場全体では反落。]、２０日（火）[休市前の取引、前日の荷もたれから荷動きは低調。スルメは強保合、サバが２－３割反落、サンマは２－３割続落、メジは軟調、相場全体では続落。]、２２日（木）[休市明けの取引、買い気はやや上向き。イワシが１－２割上伸、サバは堅調、メジは強保合、アジは弱保合、スルメ、サンマは保合、相場全体では強保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は石川を主体に入荷、前週に比べ数量は６９％増加し、価格は中型が６割弱安、中小型が約５割安。サバは石川や青森を主体に入荷、前週に比べ数量は３４％増加し、価格は約２割安。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は４４％増加し、価格は約０．５割高。スルメイカは北海道や石川を主体に入荷、前週に比べ数量は３３％増加し、価格は約０．５割安。カツオは宮城や長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は５６％増加し、価格は約４割安。生サンマは北海道を主体に入荷、価格はほぼ変わらず。ムキカキの数量は６９％増加し、三陸産の価格は０．５割安。