水産物の週間市況について

０3（３５２０）８２６１～８２６２

2020年10月4週 (10月23日～10月29日） 前年同期 10月25日～10月31日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,292 635 310 347
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 92 112 91
　前　年　同　期　比 （％） 108 110 121 95


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.8 94 ↓ 124 ↑ 各地 生 12,420 4,004 1,296 95 47 -
海外 生 4,104 3,440 3,240 84 95 -
メバチ 57.9 98 ↓ 101 ↑ 各地* 冷凍 2,700 865 540 103 84 -
アジ 41.6 76 ↓ 116 ↑ 長崎 中 756 540 270 143 103 160-180g/尾
新潟 中小 432 324 216 83 63 80-90g/尾
サバ 32.6 87 ↓ 130 ↑ 青森ほか － 1,080 372 238 137 86 10入/5kg
イワシ 12.3 60 ↓ 53 ↓ 北海道ほか － 1,296 583 216 180 175 90-110g/尾
スルメイカ 10.5 49 ↓ 175 ↑ 北海道ほか － 1,404 1,084 648 115 84 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.2 200 ↑ 152 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 46.7 92 ↓ 70 ↓ 岩手ほか 生 3,240 734 432 78 154 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 6.5 96 ↓ 84 ↓ 北海道 マ 756 464 270 95 93 -
青森ほか マコ 1,080 864 540 128 123 -
北海道 アカ 1,620 905 432 99 118 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 432 - 118 97 -
ハマチ 27.8 98 ↓ 179 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 16.3 85 ↓ 118 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 17.4 76 ↓ 122 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 756 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 24.8 90 ↓ 251 ↑ 宮城ほか － 2,700 518 270 79 36 4-8kg/尾
キンメダイ 6.7 156 ↑ 140 ↑ 東京ほか － 5,400 2,354 1,296 95 90 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 11.0 107 ↑ 177 ↑ 三陸 － 2,808 1,717 864 103 83 -
各地 － 2,160 1,728 864 - 110 -


３　豊洲市場概況
　今週は２８日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２３日（金）[週末の取引、買い気は依然低調。サバが１－３割上伸、イワシは３－４割反落、サンマは１－２割下落、アジも小幅ながら下落、相場全体では小安い。]、２４日（土）[休市前の取引、休み前や天候の回復で買い気は上向き、荷動きはおおむね良好。アジが２割反発、スルメは上伸、サンマは底堅い値動き、サバやイワシは伸び悩む、相場全体では強保合。]、２６日（月）[週明けの取引、買い気はまずまず。イワシが３－４割上伸、アジが１－２割続伸、カツオは堅調、スルメはしっかり、相場全体では堅調。]、２７日（火）[休市前の取引、天候も安定していて買い気は順調。サンマは強保合、アジが１－２割反落、サバ、メジは小安い、相場全体では軟調。]、２９日（木）[休市明けの取引、買い気はまずまず。イワシが半値に下落、カツオは２－４割下落、アジは１－３割続落、スルメは２割反落、相場全体では下落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は２４％減少し、価格は中型が４．５割弱高、中小型が１．５割強安。サバは青森や和歌山を主体に入荷、前週に比べ数量は１３％減少し、価格は３．５割強高。イワシは北海道や青森を主体に入荷、前週に比べ数量は４０％減少し、価格は８割高。スルメイカは北海道や石川を主体に入荷、前週に比べ数量は５１％減少し、価格は１．５割高。カツオは宮城や長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は１０％減少し、価格は約２割安。生サンマは岩手や北海道を主体に入荷、価格は２割強安。ムキカキの数量は７％増加し、三陸産の価格はわずかに上昇。