水産物の週間市況について

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2020年11月1週 (10月30日～11月5日） 前年同期 （11月1日～11月7日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,417 646 367 404
　前　　　 週 　　　比 （％） 110 102 118 116
　前　年　同　期　比 （％） 98 94 110 94


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 43.1 117 ↑ 121 ↑ 各地 生 9,720 4,046 1,944 101 47 -
海外 生 4,536 3,552 2,160 103 93 -
メバチ 50.2 87 ↓ 79 ↓ 各地* 冷凍 2,700 867 594 100 84 -
アジ 38.0 91 ↓ 79 ↓ 長崎ほか 中 1,944 583 324 108 120 160-180g/尾
三重 中小 648 486 216 150 102 110-120g/尾
サバ 27.3 84 ↓ 88 ↓ 青森 － 1,080 337 216 91 59 10入/5kg
イワシ 16.4 133 ↑ 87 ↓ 青森ほか － 1,296 497 162 85 144 90-110g/尾
スルメイカ 17.9 170 ↑ 289 ↑ 北海道ほか － 1,296 1,041 432 96 88 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 22.6 706 ↑ 297 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 50.1 107 ↑ 61 ↓ 岩手ほか 生 2,160 702 540 96 151 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 7.5 115 ↑ 66 ↓ 北海道 マ 756 508 324 109 105 -
青森ほか マコ 1,080 882 432 102 89 -
北海道 アカ 1,620 936 432 103 110 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 350 270 81 66 -
ハマチ 35.8 129 ↑ 169 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 22.1 136 ↑ 110 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 19.3 111 ↑ 102 ↑ 岩手ほか 生 1,512 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 21.6 87 ↓ 157 ↑ 宮城ほか － 2,160 594 270 115 61 4-6kg/尾
キンメダイ 8.1 121 ↑ 98 ↓ 東京ほか － 4,320 2,117 1,080 90 77 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 11.8 107 ↑ 137 ↑ 三陸 － 3,240 2,035 864 119 83 -
各地 － 2,268 1,872 864 108 116 -


３　豊洲市場概況
　今週は３日（火）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、３０日（金）[週末の取引、入荷は減ったが荷動きは良くなかった。アジが堅調、サンマは１－４割反落、イワシ、ブリは小幅ながら続落、サバは続軟調、相場全体では軟調。]、３１日（土）[休市前の取引、月末市で買い気はいまひとつ。イワシが１－２割反発、スルメも１－２割上伸、サンマは１－３割続落、ブリは弱保合、相場全体ではまちまち。]、２日（月）[週明けかつ休市前の取引、月替わりも重なり買い気はまずまず。イワシが小反落、メジは小安い、ブリ、サンマは保合、サバはしっかり、相場全体では小安い。]、４日（水）[休市明けの取引、天候も良く買い気はまずまず。イワシが堅調、ブリがしっかり、カツオは強保合、サンマは小動き、相場全体では強保合。]、５日（木）[開市日の間の取引、入荷は減少したが買い気はいまひとつ。サバが２－４割、ブリは２割、イワシは１－２割それぞれ上伸、アジ、スルメは強保合、相場全体では小高い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や佐賀、中小型は三重を主体に入荷、前週に比べ数量は９％減少し、価格は中型が1割弱高、中小型が５割高。サバは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は１６％減少し、価格は約1割安。イワシは青森や北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は３３％増加し、価格は１．５割安。スルメイカは北海道や青森を主体に入荷、前週に比べ数量は７０％増加し、価格は約０．５割安。カツオは宮城や長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は１３％減少し、価格は１．５割高。生サンマは岩手や北海道を主体に入荷、価格は約０．５割安。ムキカキの数量は７％増加し、三陸産の価格は約２割高。