水産物の週間市況について

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2020年11月2週 (11月6日～11月12日） 前年同期 （11月8日～11月14日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,314 656 263 394
　前　　　 週 　　　比 （％） 93 102 72 98
　前　年　同　期　比 （％） 101 101 96 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.4 77 ↓ 103 ↑ 各地 生 14,040 6,423 2,160 159 102 -
海外 生 5,400 3,719 2,160 105 91 -
メバチ 60.3 120 ↑ 89 ↓ 各地* 冷凍 3,024 894 594 103 88 -
アジ 50.9 134 ↑ 117 ↑ 長崎 中 2,160 421 270 72 76 160-180g/尾
長崎ほか 中小 648 459 324 94 157 80-120g/尾
サバ 29.6 108 ↑ 115 ↑ 青森 － 756 328 259 97 58 10入/5kg
イワシ 7.6 46 ↓ 32 ↓ 北海道 － 1,080 450 270 91 137 90-110g/尾
スルメイカ 17.5 98 ↓ 257 ↑ 青森ほか － 1,188 1,063 540 102 92 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.8 12 ↓ 133 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 45.2 90 ↓ 64 ↓ 岩手 生 1,620 648 486 92 146 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 7.2 96 ↓ 63 ↓ 北海道 マ 864 662 324 130 123 -
青森ほか マコ 1,080 675 432 77 114 -
北海道 アカ 1,296 745 540 80 91 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 432 216 123 83 -
ハマチ 37.9 106 ↑ 168 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 17.7 80 ↓ 89 ↓ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 21.3 110 ↑ 109 ↑ 岩手ほか 生 1,404 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 15.6 72 ↓ 79 ↓ 鹿児島ほか － 2,700 842 270 142 95 4-6kg/尾
キンメダイ 6.5 80 ↓ 76 ↓ 東京ほか － 4,320 1,987 1,080 94 81 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.4 131 ↑ 133 ↑ 三陸 － 3,348 2,028 864 100 82 -
各地 － 2,160 2,052 864 110 137 -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、６日（金）[週末の取引、買い気はやや上向き。イワシが２－５続伸、カツオは１－４割上伸、アジは２－４割下落、サバは２－３割反落、ブリは弱保合、相場全体ではまちまち。]、７日（土）[休市前の取引、前荷薄から買い気が上向き、サンマがストック品ながら下げ渋るなど、荷動きはおおむね順調。サバ、ブリは強保合、サンマはしっかり、アジは高値疲れ気味で続落、相場全体では強保合。]、９日（月）[週明けの取引、買い気はやや上向き。スルメが浜高から小高く、メジは堅調、アジは２割続落、サンマは１－２割下落、相場全体では小動き。]、１０日（火）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。イワシは１－３割、ブリは１－２割それぞれ上伸、サンマは１割反発、サバは１割下落、メジは弱保合、相場全体ではまちまち。]、１２日（木）[休市明けの取引、買い気はまずまず。サバ、サンマは強保合、イワシは２－５割反落、カツオは１－２割下落、スルメは１割続落、相場全体では軟調。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は長崎や新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は３４％増加し、価格は中型が３割弱安、中小型が約０．５割安。サバは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は８％増加し、価格はわずかに下落。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は５４％減少し、価格は約１割安。スルメイカは青森や石川を主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに減少し、価格はわずかに上昇。カツオは鹿児島や宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は２８％減少し、価格は４割強高。生サンマは岩手を主体に入荷、価格は１割弱安。ムキカキの数量は３１％増加し、三陸産の価格はほぼ変わらず。