水産物の週間市況について

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2020年11月4週 (11月20日～11月26日） 前年同期 （11月22日～11月28日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,264 626 255 383
　前　　　 週 　　　比 （％） 91 88 93 96
　前　年　同　期　比 （％） 80 86 65 84


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 37.6 91 ↓ 99 ↓ 各地 生 10,800 4,815 2,160 90 57 -
海外 生 6,156 3,333 2,160 94 91 -
メバチ 73.0 104 ↑ 111 ↑ 各地* 冷凍 2,376 914 594 102 91 -
アジ 50.6 101 ↑ 110 ↑ 長崎 中 648 464 324 123 67 160-180g/尾
長崎 中小 540 432 324 114 110 80-120g/尾
サバ 33.0 89 ↓ 83 ↓ 青森ほか － 756 307 216 111 85 10入/5kg
イワシ 13.1 107 ↑ 125 ↑ 北海道 － 1,296 389 216 107 63 90-110g/尾
スルメイカ 18.2 92 ↓ 115 ↑ 青森 － 1,296 976 756 128 92 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.7 108 ↑ 135 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 26.8 70 ↓ 78 ↓ 岩手 生 2,160 594 432 96 107 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 10.7 102 ↑ 58 ↓ 北海道 マ 756 - 432 - - -
青森ほか マコ 1,296 864 540 123 - -
北海道 アカ 1,080 756 432 89 86 あ
北海道 ｱｻﾊﾞ 702 540 324 111 200 -
ハマチ 44.0 111 ↑ 108 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 20.0 88 ↓ 102 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 23.7 101 ↑ 93 ↓ 岩手ほか 生 1,512 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 11.4 64 ↓ 368 ↑ 鹿児島 － 3,780 1,210 324 122 51 4-5kg/尾
キンメダイ 6.6 90 ↓ 112 ↑ 東京ほか － 3,240 2,095 1,080 94 99 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.4 100 97 ↓ 三陸 － 2,808 1,679 648 98 81 -
各地 － 2,592 2,592 756 109 178 -


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１２％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２０日（金）[週末の取引、買い気はいまひとつ。アジが堅調、サバは強保合、イワシは２－３割下落、サンマは１割反落、ブリはまちまち、相場全体では小動き。]、２１日（土）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。アジが２－３割上伸、サバは１割上伸、スルメは小高く、ブリは堅調、サンマはしっかり、カツオはまちまち、相場全体では小高い。]、２４日（火）[連休明けの取引、買い気は旺盛だった。アジが２割続伸、イワシは２割上伸、カツオは１－２割下落、ブリは小安い、サンマは軟調、相場全体ではまちまち。]、２５日（水）[開市日の間の取引、水曜日の雨市で買い気は低調。サンマは１－２割上伸、カツオ、メジは堅調、サバは弱保合、相場全体では堅調。]、２６日（木）[開市日の間の取引、買い気は依然振るわなかった。サバ、イワシが１－２割下落、スルメは１割反落、ブリは軟調、相場全体では軟調。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷、前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は中型が２．５割弱高、中小型が約１．５割高。サバは青森や石川を主体に入荷、前週に比べ数量は１１％減少し、価格は約１割高。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は７％増加し、価格は０．５割強高。スルメイカは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は８％減少し、価格は３割弱高。カツオは鹿児島を主体に入荷、前週に比べ数量は３６％減少し、価格は２割強高。生サンマは岩手を主体に入荷、価格は約０．５割安。ムキカキの数量はほぼ変わらず、三陸産の価格はわずかに下落。