水産物の週間市況について

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2020年11月5週 (11月27日～12月3日） 前年同期 （11月29日～12月5日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,400 609 373 419
　前　　　 週 　　　比 （％） 111 97 146 109
　前　年　同　期　比 （％） 95 96 102 90


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 35.1 93 ↓ 99 ↓ 各地 生 21,600 6,836 1,728 142 82 -
海外 生 4,860 3,058 2,160 92 72 -
メバチ 56.2 77 ↓ 98 ↓ 各地* 冷凍 2,700 913 594 100 89 -
アジ 52.4 104 ↑ 160 ↑ 長崎ほか 中 1,080 421 270 91 58 160-180g/尾
長崎 中小 540 486 432 113 82 110-120g/尾
サバ 31.7 96 ↓ 67 ↓ 千葉ほか － 756 363 216 118 100 10入/5kg
イワシ 8.1 62 ↓ 78 ↓ 北海道 － 1,080 378 324 97 67 90-110g/尾
スルメイカ 17.8 98 ↓ 108 ↑ 青森 － 1,296 955 648 98 97 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.6 96 ↓ 163 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 18.8 70 ↓ 76 ↓ 岩手 生 1,620 594 486 100 128 130g/尾
北海道ほか 解凍 864 - 756 - - -
カレイ 14.8 138 ↑ 72 ↓ 北海道 マ 648 459 324 - 100 -
青森ほか マコ 864 828 756 96 - -
北海道 アカ 1,188 702 324 93 97 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 594 443 216 82 88 -
ハマチ 47.3 108 ↑ 134 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 25.5 128 ↑ 114 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 27.2 115 ↑ 89 ↓ 岩手ほか 生 1,296 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 9.0 79 ↓ 409 ↑ 鹿児島ほか － 3,240 1,102 324 91 53 4-5kg/尾
キンメダイ 8.7 132 ↑ 178 ↑ 東京ほか － 4,320 2,160 1,080 103 93 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.7 102 ↑ 111 ↑ 三陸 － 3,240 1,873 864 112 100 -
各地 － 2,592 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２７日（金）[週末の取引、買い気はいまひとつ。イワシが１－２割反発、ブリは強保合、スルメは２割続落、アジ、サンマは１－２割下落、メジは保合、相場全体ではまちまち。]、２８日（土）[休市前の取引、末端消費の鈍化と月末前で買い気が弱まり、総じて荷動きはさえない展開。アジの安値が継続、イワシが小反落、サバ、スルメ、ブリなども休み前ながら伸びを欠く、相場全体では弱保合。]、３０日（月）[週明けの取引、月末市で買い気は低調。カツオが２－３割、サバは１－２割、アジも１割それぞれ下落、ブリは小安い、サンマは強保合、相場全体では小幅安。]、１日（火）[休市前の取引、月替わりも重なり買い気は幾分上向き。サンマが１－２割上伸、サバは堅調、アジ、カツオは弱保合、メジは小甘く、相場全体では小動き。]、３日（木）[休市明けの取引、入荷増で荷動きは弱まった。スルメが１－２割上伸、アジは強保合、カツオは２－３割、メジは２割それぞれ下落、サバ、イワシは軟調、相場全体では小安い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や鳥取、中小型は長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は４％増加し、価格は中型が約１割安、中小型が１．５割弱高。サバは千葉や宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は４％減少し、価格は２割弱高。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は３８％減少し、価格はわずかに下落。スルメイカは青森を主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに減少し、価格はわずかに下落。カツオは鹿児島や長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は２１％減少し、価格は約１割安。生サンマは岩手を主体に入荷、価格はほぼ変わらず。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格は１割強高。