水産物の週間市況について

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2020年12月1週 (12月4日～12月10日） 前年同期 （12月6日～12月12日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,384 629 308 447
　前　　　 週 　　　比 （％） 99 103 83 107
　前　年　同　期　比 （％） 95 93 90 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 40.8 116 ↑ 100 各地 生 21,600 9,072 1,944 133 86 -
海外 生 6,480 3,793 2,160 124 62 -
メバチ 69.8 124 ↑ 93 ↓ 各地* 冷凍 2,700 907 594 99 87 -
アジ 45.8 87 ↓ 128 ↑ 長崎 中 864 464 324 110 72 160-250g/尾
和歌山 中小 648 464 324 95 70 110-120g/尾
サバ 34.6 109 ↑ 73 ↓ 青森ほか － 864 365 216 101 110 10入/5kg
イワシ 0.7 9 ↓ 3 ↓ 北海道 － 1,620 864 324 229 258 90-110g/尾
スルメイカ 15.3 86 ↓ 114 ↑ 青森ほか － 1,339 1,089 756 114 103 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 73 ↓ 63 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 12.5 66 ↓ 73 ↓ 岩手 生 1,620 648 540 109 133 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 864 - 756 - - -
カレイ 16.9 114 ↑ 102 ↑ 北海道 マ 648 540 216 118 125 -
青森ほか マコ 864 635 432 77 73 -
北海道 アカ 1,080 774 432 110 105 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 378 216 85 93 -
ハマチ 43.7 92 ↓ 110 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 23.1 91 ↓ 105 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 30.8 113 ↑ 108 ↑ 岩手ほか 生 1,296 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 7.0 78 ↓ 292 ↑ 長崎ほか － 2,700 821 324 75 42 4-5kg/尾
キンメダイ 5.2 60 ↓ 67 ↓ 東京ほか － 4,320 1,966 1,080 91 93 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.5 105 ↑ 117 ↑ 三陸 － 2,808 1,674 864 89 88 -
各地 － 2,592 - 756 100 178 -


３　豊洲市場概況
　今週は９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、４日（金）[週末の取引、買い気は低調。アジが２割、サバは１－２割それぞれ下落、スルメは小反落、サンマは小安い、イワシは堅調、カツオは強保合、相場全体では軟調。]、５日（土）[休市前の取引、入荷が少なく荷動きはまずまず。アジが１－３割反発、サンマはしっかり、カツオは１－２割下落、サバ、ブリは軟調、相場全体では小動き。]、７日（月）[週明けの取引、買い気は弱かった。イワシがおおむね上伸、ブリは堅調、カツオは強保合、スルメは２割下落、アジは１割反落、メジは軟調、相場全体ではまちまち。]、８日（火）[休市前の取引、買い気はいまひとつ。アジが２－３割続落、ブリは２－３割下落、スルメは小幅続落、メジは続軟調、相場全体では小安い。]、１０日（木）[休市明けの取引、入荷は減ったが荷動きは良くなかった。スルメが２－３割反発、カツオは強保合、アジは１－２割続落、ブリは小幅続落、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は和歌山を主体に入荷、前週に比べ数量は１３％減少し、価格は中型が１割高、中小型が０．５割安。サバは青森や千葉を主体に入荷、前週に比べ数量は９％増加し、価格はほぼ変わらず。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は９１％減少し、価格は約２．３倍に上昇。スルメイカは青森や石川を主体に入荷、前週に比べ数量は１４％減少し、価格は約１．５割高。カツオは長崎や高知を主体に入荷、前週に比べ数量は２２％減少し、価格は２．５割安。生サンマは岩手を主体に入荷、価格は約１割高。ムキカキの数量は５％増加し、三陸産の価格は約1割安。