水産物の週間市況について

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2020年12月2週 (12月11日～12月17日） 前年同期 （12月13日～12月19日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,383 647 350 385
　前　　　 週 　　　比 （％） 100 103 114 86
　前　年　同　期　比 （％） 103 109 97 97


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 45.3 111 ↑ 123 ↑ 各地 生 13,500 5,586 1,620 62 79 -
海外 生 5,508 3,289 2,160 87 71 -
メバチ 61.9 89 ↓ 73 ↓ 各地* 冷凍 2,700 905 594 100 87 -
アジ 52.0 114 ↑ 153 ↑ 長崎 中 1,188 432 324 93 72 160-180g/尾
長崎 中小 648 486 324 105 75 110-120g/尾
サバ 37.5 108 ↑ 90 ↓ 青森ほか － 756 394 151 108 130 10入/5kg
イワシ 15.3 2,186 ↑ 69 ↓ 青森ほか － 1,296 405 324 47 118 100-110g/尾
スルメイカ 15.2 99 ↓ 106 ↑ 石川ほか － 1,296 1,037 756 95 130 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 126 ↑ 114 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 8.1 65 ↓ 100 岩手 生 1,620 648 540 100 141 130ｇ/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 17.8 105 ↑ 111 ↑ 北海道 マ 648 414 324 77 88 -
青森ほか マコ 756 500 324 79 93 -
北海道 アカ 1,080 637 432 82 88 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 346 216 92 76 -
ハマチ 49.9 114 ↑ 141 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 18.1 78 ↓ 108 ↑ 北海道 トキ 1,728 1,674 1,620 100 67 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 33.2 108 ↑ 133 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 5.3 76 ↓ 279 ↑ 長崎ほか － 2,700 1,053 324 128 69 4-5kg/尾
キンメダイ 8.3 160 ↑ 124 ↑ 東京ほか － 4,320 1,944 1,080 99 97 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.1 98 ↓ 127 ↑ 三陸 － 3,240 1,961 1,080 117 94 -
各地 － 2,592 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１６日（木）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１１日（金）[週末の取引、買い気は依然低調。メジは１－２割、イワシが半値水準にそれぞれ下落、サバは軟調、カツオは１－２割上伸、相場全体では軟調。]、１２日（土）[休市前の取引、買い気はやや上向き。サバが１－２割下落、スルメは小幅続落、ブリは小安く、カツオは軟調、アジ、イワシ、サンマは保合、相場全体では小幅安。]、１４日（月）[週明けの取引、入荷増で買い気は振るわなかった。ブリが堅調、サバはしっかり、アジは強保合、メジはおおむね下落、スルメは１割続落、相場全体では小動き。]、１５日（火）[休市前の取引、買い気はいまひとつ。イワシが４－５割、アジは２割それぞれ上伸、スルメは１割反発、サンマは強保合、相場全体では堅調。]、１７日（木）[休市明けの取引、買い気はやや上向き。イワシが２割反落、アジは２割続伸、スルメ、カツオは堅調、メジはしっかり、相場全体ではしっかり。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は１４％増加し、価格は中型が０．５割強安、中小型が０．５割高。サバは青森や北海道、千葉を主体に入荷、前週に比べ数量は８％増加し、価格は１割弱高。イワシは青森や岩手を主体に入荷、前週に比べ数量は約２２倍に増加し、価格は５．５割弱安。スルメイカは石川や青森を主体に入荷、前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は０．５割安。カツオは長崎や鹿児島を主体に入荷、前週に比べ数量は２４％減少し、価格は３割弱高。生サンマは岩手を主体に入荷、価格はほぼ変わらず。ムキカキの数量はわずかに減少し、三陸産の価格は１．５割強高。