水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年1月2週 (1月8日～1月14日） 前年同期 （1月10日～1月16日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,198 541 185 472
　前　　　 週 　　　比 （％） 95 94 78 105
　前　年　同　期　比 （％） 97 88 78 124


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 23.2 43 ↓ 69 ↓ 各地 生 14,040 7,673 1,944 91 110 -
海外 生 4,212 2,769 2,160 107 66 -
メバチ 28.2 67 ↓ 56 ↓ 各地* 冷凍 2,592 871 594 98 84 -
アジ 36.0 137 ↑ 105 ↑ 長崎 中 2,160 659 324 72 85 160-180g/尾
高知ほか 中小 972 837 756 155 172 100-110g/尾
サバ 40.4 132 ↑ 100 千葉 － 972 337 173 79 104 7-8入/5kg
イワシ 21.9 106 ↑ 77 ↓ 岩手 － 756 318 216 87 80 110-120g/尾
スルメイカ 13.1 84 ↓ 81 ↓ 青森 － 1,296 1,024 648 106 135 15入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.8 60 ↓ 225 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 2.3 56 ↓ 40 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 10.8 63 ↓ 78 ↓ 北海道 マ 540 - 432 - - -
宮城ほか マコ 756 486 432 - - -
北海道 アカ 864 567 432 - 89 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 - 540 - - -
ハマチ 79.4 114 ↑ 180 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 - 88 5-6kg/尾
塩サケ 12.4 63 ↓ 89 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 864 756 - 89 -
タラ類 29.5 132 ↑ 85 ↓ 岩手ほか 生 1,404 - 486 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 0.8 53 ↓ 80 ↓ 高知 － 3,780 1,512 540 158 99 4-5kg/尾
キンメダイ 2.7 77 ↓ 32 ↓ 千葉ほか － 8,640 2,376 1,080 106 101 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 19.2 107 ↑ 119 ↑ 三陸 － 3,024 1,575 756 71 92 -
各地 － 1,620 1,458 756 79 102 -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると８日（金）[週末の取引、買い気は振るわなかった。スルメが小反発、イワシが堅調、サバは強保合、カツオは弱保合、相場全体では小動き。]、９日（土）[休市前の取引、全般にストック品主体の取引、連休前とあって買い急がれ相場は底堅い展開。アジ、メジが小幅上伸、スルメは続伸、サバ、イワシは止め品ながら下げ渋り、相場全体では強保合。]、１２日（火）[週明けの取引、連休明けで買い気はまずまず。イワシがしっかり、スルメは小反落、サバは軟調、メジは弱保合、相場全体では小甘い。]、１３日（水）[水曜市の取引、入荷が増えたこともあり買い気は弱かった。アジが２－５割、カツオは２－３割、イワシは１－２割それぞれ下落、メジは小安く、相場全体では下落。]、１４日（木）[開市日の間の取引、入荷は減ったが買い気は引き続き低調。イワシが３－５割、アジは２－３割、カツオは１－２割それぞれ続落、ブリは小動き、相場全体では続落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が高知や兵庫を主体に入荷。前週に比べ数量は３７％増加し、価格は中型が３割弱安、中小型が５．５割高。サバは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は３２％増加し、価格は約２割安。イワシは岩手を主体に入荷。前週に比べ数量は６％増加し、価格は１．５割弱安。スルメイカは青森を主体に入荷。前週に比べ数量は１６％減少し、価格は約０．５割高。カツオは高知を主体に入荷。前週に比べ数量は４７％減少し、価格は６割弱高。ムキカキの数量は７％増加し、三陸産の価格は約３割安。