水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年1月3週 (1月15日～1月21日） 前年同期 （1月17日～1月23日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,152 558 210 384
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 103 113 81
　前　年　同　期　比 （％） 93 87 96 101


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 25.1 108 ↑ 73 ↓ 各地 生 15,120 6,856 2,160 89 103 -
海外 生 4,320 2,509 2,160 91 61 -
メバチ 32.7 116 ↑ 68 ↓ 各地* 冷凍 2,052 854 594 98 82 -
アジ 48.2 134 ↑ 92 ↓ 長崎 中 1,080 464 270 70 110 160-180g/尾
― 中小 - - - - - -
サバ 45.6 113 ↑ 103 ↑ 千葉ほか － 864 261 173 77 66 8-10入/5kg
イワシ 18.5 84 ↓ 70 ↓ 岩手ほか － 756 356 216 112 118 100-110g/尾
スルメイカ 14.1 108 ↑ 109 ↑ 富山ほか － 1,296 946 540 92 100 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.1 61 ↓ 79 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 2.0 87 ↓ 43 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 14.5 134 ↑ 96 ↓ 北海道 マ 810 - 432 - - -
宮城ほか マコ 648 - 324 - - -
北海道 アカ 756 581 432 102 88 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 - 432 - - -
ハマチ 68.5 86 ↓ 166 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 13.8 111 ↑ 96 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 864 756 100 89 -
タラ類 32.1 109 ↑ 90 ↓ 岩手ほか 生 1,080 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 0.8 100 160 ↑ 高知 － 3,780 1,152 864 76 51 4-5kg/尾
キンメダイ 7.0 259 ↑ 69 ↓ 千葉ほか － 3,780 1,685 972 71 84 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 19.8 103 ↑ 132 ↑ 三陸 － 2,376 1,192 540 76 73 -
各地 － 1,404 1,044 756 72 76 -


３　豊洲市場概況
　今週は２０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１５日（金）[週末の取引、荷動きはいまひとつ。スルメが浜高から１－２割上伸、サバは堅調、アジはしっかり、イワシは強保合、メジは小動き、相場全体ではしっかり。]、１６日（土）[休市前の取引、前荷薄も加わりこのところ鈍かった荷動きは幾分上向いた。イワシは強保合、スルメはしっかり、サバは安値圏ながら下げ渋り、メジは小幅下落、相場全体では小動き。]、１８日（月）[週明けの取引、入荷が増えて買い気は低調。スルメは２－３割、カツオが１－２割それぞれ下落、メジは１－２割続落、相場全体では小幅安]、１９日（火）[休市前の取引、買い気は良くなかった。メジは１割反発、サバ、ブリはともに堅調、イワシは２－３割、アジは１－２割それぞれ下落、相場全体ではまちまち。]、２１日（木）[休市明けの取引、買い気はやや上向き。アジが倍値に急反発、イワシは３割反発、スルメは小幅ながら上伸、ブリはしっかり、相場全体では上伸。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は３４％増加し、価格は中型が３割安。サバは千葉や岩手を主体に入荷。前週に比べ数量は１３％増加し、価格は２．５割弱安。イワシは岩手や宮城を主体に入荷。前週に比べ数量は１６％減少し、価格は１割強高。スルメイカは富山や長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は８％増加し、価格は１割弱安。カツオは高知を主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は約２．５割安。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格は約２．５割安。