水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年1月3週 (1月22日～1月28日） 前年同期 （1月24日～1月30日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,112 584 170 358
　前　　　 週 　　　比 （％） 97 105 81 93
　前　年　同　期　比 （％） 86 96 61 89


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.3 109 ↑ 90 ↓ 各地 生 10,800 4,446 2,700 65 72 -
海外 生 4,320 2,395 2,160 95 69 -
メバチ 32.1 98 ↓ 38 ↓ 各地* 冷凍 2,700 859 594 101 81 -
アジ 50.5 105 ↑ 133 ↑ 長崎 中 864 438 324 94 69 160-180g/尾
島根ほか 中小 540 400 324 93 100-110g/尾
サバ 46.1 101 ↑ 113 ↑ 長崎ほか － 1,080 350 194 134 112 7-8入/5kg
イワシ 22.7 123 ↑ 85 ↓ 千葉 － 648 328 216 92 111 110-120g/尾
スルメイカ 21.6 153 ↑ 160 ↑ 長崎ほか － 1,188 821 605 87 92 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.0 91 ↓ 77 ↓ 各地 － 878 810 -
サンマ 1.4 70 ↓ 30 ↓ 各地 解凍 1,188 648 -
カレイ 12.2 84 ↓ 106 ↑ 北海道 マ 810 540 -
宮城ほか マコ 648 324 -
北海道 アカ 864 567 486 98 83 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 324 -
ハマチ 64.2 94 ↓ 152 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 15.1 109 ↑ 109 ↑ 北海道 トキ -
北海道 アキ 918 864 756 100 89 -
タラ類 32.7 102 ↑ 96 ↓ 岩手ほか 生 1,080 324 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 864 4-7枚入/5kg
カツオ 1.5 188 ↑ 250 ↑ 高知ほか － 3,024 1,188 432 103 47 4-5kg/尾
キンメダイ 8.1 116 ↑ 117 ↑ 千葉ほか － 3,780 1,469 864 87 71 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 20.6 104 ↑ 135 ↑ 三陸 － 2,592 1,382 648 116 65 -
各地 － 1,620 756 -


３　豊洲市場概況
　今週は２７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２２日（金）[週末の取引、入荷増で買い気は弱かった。カツオが小高く、サバ、メジはともに堅調、アジは３－４割、スルメイカは１割それぞれ反落、相場全体では小動き。]、２３日（土）[休市前の取引、買い気は依然低調。アジが１割、スルメが小幅にぞれぞれ続落、ブリは小幅下落、カツオはまちまち、相場全体では小安い。]、２５日（月）[週明けの取引、天候の回復予報もあり買い気は若干上向き。アジが堅調、カツオは強保合、イワシ、スルメはともに保合、ブリは小幅続落、相場全体では小動き。]、２６日（火）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。イワシが２－４割、サバは１－３割それぞれ上伸、メジは小高く、アジは２－４割下落、相場全体ではまちまち。]、２８日（木）[休市明けの取引、入荷が増えて買い気は弱かった。イワシが３－４割反落、スルメは１割下落、メジは小反落、サバは堅調、相場全体では弱保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根や富山を主体に入荷。前週に比べ数量は５％増加し、価格は中型が約０．５割安、中小型が前年同期比で０．５割強安。サバは長崎や千葉を主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は約３．５割高。イワシは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は２３％増加し、価格は１割弱安。スルメイカは長崎や富山を主体に入荷。前週に比べ数量は５３％増加し、価格は１．５割弱安。カツオは高知や長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は８８％増加し、価格はわずかに上昇。ムキカキの数量は４％増加し、三陸産の価格は約１．５割高。