水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年2月1週 (1月29日～2月4日） 前年同期 （1月31日～2月6日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,259 548 283 427
　前　　　 週 　　　比 （％） 113 94 167 120
　前　年　同　期　比 （％） 91 91 87 95


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 26.6 97 ↓ 70 ↓ 各地 生 10,800 4,829 2,160 109 97 -
海外 生 5,184 2,435 2,160 102 82 -
メバチ 32.4 101 ↑ 57 ↓ 各地* 冷凍 2,484 862 594 100 85 -
アジ 30.3 60 ↓ 55 ↓ 長崎 中 1,944 745 324 170 141 160-180g/尾
富山 中小 756 459 324 115 103 110g/尾
サバ 39.3 85 ↓ 101 ↑ 千葉 － 864 259 173 74 64 8-10入/5kg
イワシ 34.4 152 ↑ 139 ↑ 千葉 － 1,080 328 216 100 76 100-110g/尾
スルメイカ 16.9 78 ↓ 99 ↓ 富山 － 1,296 834 540 102 110 15入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.9 90 ↓ 38 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.9 136 ↑ 39 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 10.3 84 ↓ 121 ↑ 北海道 マ 756 - 432 - - -
宮城ほか マコ 756 - 324 - - -
北海道 アカ 864 567 432 100 66 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 - 324 - - -
ハマチ 67.2 105 ↑ 167 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 18.5 123 ↑ 94 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 670 432 78 69 -
タラ類 30.3 93 ↓ 108 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.3 87 ↓ 52 ↓ 和歌山 － 3,024 1,372 432 115 93 4-5kg/尾
キンメダイ 4.5 56 ↓ 68 ↓ 千葉ほか － 5,940 1,469 756 100 68 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 19.2 93 ↓ 130 ↑ 三陸 － 2,916 1,544 648 112 71 -
各地 － 1,728 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２９日（金）[週末の取引、天候の天候の回復もあり買い気は幾分上向いた。スルメ、イワシが１－２割反発、ブリは２割上伸、カツオは堅調、相場全体では上伸。]、３０日（土）[休市前の取引、月末ながら後荷薄思惑もあり買い急がれ、相場はほぼ全面高の展開。アジが大幅続伸、サバ、イワシも値上がり、スルメ、カツオも品薄高、相場全体では続伸。]、１日（月）[週明けの取引、月替わりで買い気はやや上向き。ブリは小安く、サバ、カツオはともに軟調、メジは弱保合、イワシは小動き、相場全体では弱保合。]、２日（火）[休市前の取引、入荷増と雨市で買い気は弱かった。アジが大幅下落、イワシ、スルメが２－３割下落、サバは続軟調、カツオは強保合、相場全体では下落。]、４日（木）[休市明けの取引、入荷が減ったため買い気はやや上向いた。カツオが１－３割上伸、アジは１－２割反発、サバは堅調、イワシが軟調、相場全体では小反発。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が富山を主体に入荷。前週に比べ数量は４０％減少し、価格は中型が７割高、中小型が１．５割高。サバは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は１５％減少し、価格は約２．５割安。イワシは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は５２％増加し、価格ほぼ変わらず。スルメイカは富山を主体に入荷。前週に比べ数量は２２％減少し、価格はわずかに上昇。カツオは和歌山を主体に入荷。前週に比べ数量は１３％減少し、価格は１．５割高。ムキカキの数量は７％減少し、三陸産の価格は１割強高。