水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年2月2週 (2月5日～2月11日） 前年同期 （2月7日～2月13日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,088 539 206 343
　前　　　 週 　　　比 （％） 86 98 73 80
　前　年　同　期　比 （％） 91 91 94 88


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.8 105 ↑ 84 ↓ 各地 生 15,660 4,972 1,944 103 98 -
海外 生 4,104 2,362 2,160 97 69 -
メバチ 39.1 121 ↑ 69 ↓ 各地* 冷凍 2,160 866 594 100 86 -
アジ 36.1 119 ↑ 79 ↓ 長崎 中 1,188 562 432 75 116 160-180g/尾
- 中小 - - - - - -
サバ 42.9 109 ↑ 111 ↑ 千葉 － 864 268 173 103 100 8-10入/5kg
イワシ 27.1 79 ↓ 103 ↑ 千葉 － 648 285 216 87 73 100-110g/尾
スルメイカ 21.3 126 ↑ 148 ↑ 長崎 － 1,080 868 605 104 100 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.6 67 ↓ 60 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.5 79 ↓ 31 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 12.1 117 ↑ 141 ↑ 北海道 マ 756 - 432 - - -
青森ほか マコ 864 - 324 - - -
北海道 アカ 756 540 432 95 59 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 - 540 - - -
ハマチ 58.4 87 ↓ 136 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 13.0 70 ↓ 86 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 756 540 432 81 56 -
タラ類 23.5 78 ↓ 86 ↓ 岩手ほか 生 1,080 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.7 285 ↑ 206 ↑ 千葉 － 2,160 756 432 55 52 4-6kg/尾
キンメダイ 6.6 147 ↑ 94 ↓ 千葉ほか － 4,320 1,620 1,080 110 70 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.4 85 ↓ 108 ↑ 三陸 － 2,592 1,398 648 91 71 -
各地 － 1,512 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（木）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると５日（金）[週末の取引、買い気はいまひとつ。イワシが１割上伸、アジが小幅続伸、カツオは小甘く、スルメは弱保合、ブリは小動き、相場全体では小動き。]、６日（土）[休市前の取引、全般に入荷水準が低かったこともあり買い気は上向き、荷動きはおおむね良好。アジが続伸、ブリが強保合、メジは小幅上伸、イワシ、スルメも下げ渋り、相場全体では強保合。]、８日（月）[週明けの取引、入荷が多く買い気は低調。アジが３割、メジは２割それぞれ反落、スルメは１－２割下落、カツオは小幅続落、サバは軟調、相場全体では下落。]、９日（火）[開市日の間の取引、入荷は減ったが前日からの荷もたれで買い気は低調。メジが４－５割反発、イワシは小幅上伸、スルメは小反発、アジ、サバは堅調、相場全体では反発]、１０日（水）[休市前の取引、水曜市で荷動きはいまひとつ。イワシ、スルメが１割続伸、カツオはしっかり、アジは強保合、メジは小反落、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は１９％増加し、価格は中型が２．５割安。サバは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は９％増加し、価格はわずかに上昇。イワシは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は２１％減少し、価格は１．５割弱安。スルメイカは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は２６％増加し、価格は約０．５割高。カツオは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は約２．９倍に増加し、価格は４．５割安。ムキカキの数量は１５％減少し、三陸産の価格は約１割安。