水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年2月4週 (2月19日～2月25日） 前年同期 （2月21日～2月27日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,179 561 231 387
　前　　　 週 　　　比 （％） 91 86 88 99
　前　年　同　期　比 （％） 98 93 113 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.5 93 ↓ 108 ↑ 各地 生 11,340 4,087 1,620 85 99 -
海外 生 7,020 2,580 2,160 80 86 -
メバチ 45.0 79 ↓ 95 ↓ 各地* 冷凍 1,944 855 594 100 87 -
アジ 38.2 74 ↓ 76 ↓ 長崎 中 2,160 702 432 130 75 160-180g/尾
鹿児島 中小 756 648 540 126 150 80-110g/尾
サバ 41.0 76 ↓ 89 ↓ 三重 － 864 255 151 116 94 8-10入/5kg
イワシ 18.8 90 ↓ 66 ↓ 千葉 － 2,700 346 216 102 94 90-100g/尾
スルメイカ 19.7 79 ↓ 105 ↑ 長崎 － 1,188 942 360 106 98 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.0 91 ↓ 111 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.7 94 ↓ 40 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - 130ｇ/尾
カレイ 12.3 74 ↓ 88 ↓ 北海道 マ 1,080 - 432 - - -
青森ほか マコ 864 756 432 140 - -
北海道 アカ 864 486 324 - 72 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 - 648 - - -
ハマチ 59.2 106 ↑ 145 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 14.0 79 ↓ 85 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 756 540 432 100 56 -
タラ類 22.2 85 ↓ 102 ↑ 岩手ほか 生 864 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 13.0 188 ↑ 186 ↑ 宮崎 － 2,700 410 324 51 30 2-4kg/尾
キンメダイ 5.1 54 ↓ 63 ↓ 千葉ほか － 7,560 1,663 1,080 103 66 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.5 91 ↓ 116 ↑ 三陸 － 2,376 1,386 648 103 81 -
各地 － 1,728 - 648 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（火）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１４％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１９日（金）[週末の取引、買い気はいまひとつさえなかった。メジが４－５割、スルメは小幅ながら、それぞれ上伸、イワシは強保合、カツオは軟調、相場全体では小動き。]、２０日（土）[休市前の取引、前荷薄も加わり買い急がれ、売り場は早々に閑散とした状態。アジが２－３割上伸、スルメが小幅続伸、サバ、ブリも幾分値を上げ、相場全体では小幅上伸。]、２２日（月）[週明けで休市の間の取引、荷動きは順調。サバが堅調、イワシはしっかり、アジは１割反落、メジは軟調、スルメは小甘い、相場全体では小甘い。]、２４日（水）[休市明けで水曜市の取引、買い気は弱め。カツオが２－３割下落、アジは１割続落、メジは小甘く、ブリは弱保合、イワシは強保合、相場全体では弱保合。]、２５日（木）[開市の間の取引、入荷増で買い気は依然低調。アジが３－４割反発、イワシは２－３割、ブリは１－３割、スルメは１割、それぞれ上伸、カツオは軟調、相場全体では上伸。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は２６％減少し、価格は中型が３割高、中小型が約２．５割高。サバは三重を主体に入荷。前週に比べ数量は２４％減少し、価格は約１．５割高。イワシは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は１０％減少し、価格はわずかに上昇。スルメイカは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は２１％減少し、価格は約０．５割高。カツオは宮崎を主体に入荷。前週に比べ数量は８８％増加し、価格は約５割安。ムキカキの数量は９％下落し、三陸産の価格はわずかに上昇。