水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年3月2週 (3月5日～3月11日） 前年同期 （3月6日～3月12日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,228 627 222 379
　前　　　 週 　　　比 （％） 89 103 65 89
　前　年　同　期　比 （％） 107 120 102 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.1 87 ↓ 165 ↑ 各地 生 15,660 3,480 1,404 107 97 -
海外 生 11,340 4,071 2,160 101 75 -
メバチ 41.5 93 ↓ 101 ↑ 各地* 冷凍 2,484 888 594 102 95 -
アジ 53.6 128 ↑ 151 ↑ 長崎 中 1,620 497 324 96 71 160-180g/尾
石川 中小 702 648 324 133 187 100-110g/尾
サバ 53.6 109 ↑ 131 ↑ 三重 － 756 246 151 119 78 8-10入/5kg
イワシ 23.0 120 ↑ 70 ↓ 富山 － 1,620 350 216 92 103 110-120g/尾
スルメイカ 14.0 110 ↑ 113 ↑ 長崎 － 1,512 1,024 540 113 93 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.0 111 ↑ 154 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 2.3 135 ↑ 47 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - 130g/尾
カレイ 19.1 123 ↑ 102 ↑ 北海道 マ - 648 - 100 180 -
青森ほか マコ 1,080 - 432 - - -
北海道 アカ 864 486 432 - 96 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 31.6 71 ↓ 123 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 17.7 76 ↓ 107 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 756 572 432 106 59 -
タラ類 15.6 88 ↓ 90 ↓ 岩手ほか 生 1,080 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 26.8 127 ↑ 202 ↑ 宮崎 － 2,160 443 216 127 59 2-3kg/尾
キンメダイ 8.9 100 129 ↑ 東京ほか － 4,320 1,620 1,080 100 84 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 12.8 93 ↓ 133 ↑ 三陸 － 1,836 1,086 648 89 89 -
各地 － 1,296 - 648 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると５日（金）[週末の取引、買い気は振るわなかった。スルメが浜高から３－４割上伸、アジは２割続伸、イワシは２割下落、サバは軟調、相場全体ではまちまち。]、６日（土）[休市前の取引、前日に弱かった買い気は上向き荷動きはおおむね良好だった。アジ、スルメが小反落、ブリが弱保合、イワシ、カツオは幾分値を上げ、相場全体では小動き。]、８日（月）[週明けの取引、雨市で買い気は低調。サバが２－４割上伸、スルメは堅調、アジは２割続落、カツオは１－２割反落、相場全体では小動き。]、９日（火）[休市前の取引、荷もたれ感から買い気は振るわなかった。イワシが２－３割下落、カツオは２－３割続落、サバは小甘く、メジは小動き、相場全体では軟調。]、１１日（木）[休市明けの取引、買い気はやや回復。カツオが２－４割、イワシは１－２割、それぞれ続落、スルメが２－３割、アジが２割、ブリが１－２割、それぞれ下落、メジは強保合、相場全体では下落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川を主体に入荷。前週に比べ数量は２８％増加し、価格は中型が約０．５割安、中小型が３．５割弱高。サバは三重を主体に入荷。前週に比べ数量は９％増加し、価格は約２割高。イワシは富山を主体に入荷。前週に比べ数量は２０％増加し、価格は１割弱安。スルメイカは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は１０％増加し、価格は１．５割弱高。カツオは宮崎を主体に入荷。前週に比べ数量は２７％増加し、価格は２．５割強高。ムキカキの数量は７％減少し、三陸産の価格は約１割安。