水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年3月4週 (3月19日～3月25日） 前年同期 （3月20日～3月26日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,456 775 234 447
　前　　　 週 　　　比 （％） 127 137 95 136
　前　年　同　期　比 （％） 104 109 109 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 46.5 147 ↑ 134 ↑ 各地 生 12,960 4,377 2,376 113 104 -
海外 生 6,480 3,783 2,160 138 74 -
メバチ 53.3 90 ↓ 133 ↑ 各地* 冷凍 2,484 919 648 101 98 -
アジ 79.0 180 ↑ 127 ↑ 長崎 中 756 419 270 86 94 160-180g/尾
新潟 中小 540 396 216 - 105 100-110g/尾
サバ 41.3 93 ↓ 96 ↓ 三重ほか － 1,620 281 173 130 77 8-10入/5kg
イワシ 29.9 186 ↑ 67 ↓ 石川 － 1,080 378 270 96 127 100-110g/尾
スルメイカ 22.9 116 ↑ 103 ↑ 山口 － 1,296 1,048 540 118 118 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.5 125 ↑ 150 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.5 88 ↓ 33 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 20.7 97 ↓ 88 ↓ 北海道 マ 756 473 216 112 100 -
青森ほか マコ 756 567 432 105 - -
北海道 アカ 648 424 324 115 83 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 378 324 - - -
ハマチ 34.5 155 ↑ 119 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 20.2 136 ↑ 107 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 15.5 124 ↑ 109 ↑ 岩手ほか 生 756 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 37.8 171 ↑ 217 ↑ 宮崎 － 2,160 459 216 111 44 2-3kg/尾
キンメダイ 13.5 169 ↑ 214 ↑ 東京ほか － 5,940 1,593 1,080 97 76 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 12.8 110 ↑ 132 ↑ 三陸 － 1,728 1,239 864 104 100 -
各地 － 1,728 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２０日（土）と２４（水）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ３７％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１９日（金）[週末の取引、やや供給過剰でも連休前で、このところ弱かった買い気が幾分上向き活発な取引だった。アジが１割ほど、カツオも２－３割下落、スルメの釣りものが３割上伸、急増したサバ、イワシは安全圏ながら底堅い値動き、相場全体ではまちまち。]、２２日（月）[週明けの取引、連休明けで買い気はまずまず。イワシが２－３割下落、スルメは小反落、サバは軟調、メジは小甘い、カツオは１－３割反発、相場全体では小安い。]、２３日（火）[休市前の取引、買い気は弱め。イワシは２－４割反発、スルメ、カツオは堅調、メジはしっかり、アジは１－２割下落、相場全体では小反発。]、２５日（木）[休市明けの取引、買い気はいまひとつ。アジが２－３割反発、サバは強保合、イワシは２－３割反落、ブリは１－２割下落、スルメは弱保合、相場全体では弱保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟を主体に入荷。前週に比べ数量は８０％増加し、価格は中型が約１．５割安、中小型が前年同期比で０．５割高。サバは三重や静岡を主体に入荷。前週に比べ数量は７％減少し、価格は３割高。イワシは石川を主体に入荷。前週に比べ数量は８６％増加し、価格は約０．５割安。スルメイカは山口を主体に入荷。前週に比べ数量は１６％増加し、価格は２割弱高。カツオは宮崎を主体に入荷。前週に比べ数量は７１％増加し、価格は約１割高。ムキカキの数量は１０％増加し、三陸産の価格は約０．５割高。