水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年4月1週 (4月2日～4月8日） 前年同期 （4月3日～4月9日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,314 653 265 396
　前　　　 週 　　　比 （％） 103 111 81 110
　前　年　同　期　比 （％） 102 115 98 87


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 39.4 97 ↓ 166 ↑ 各地 生 19,440 8,659 1,944 169 271 -
海外 生 12,960 3,320 2,160 88 163 -
メバチ 43.0 90 ↓ 96 ↓ 各地* 冷凍 2,916 957 702 104 107 -
アジ 55.5 132 ↑ 134 ↑ 長崎 中 1,080 529 324 98 91 160-180g/尾
長崎ほか 中小 540 405 324 101 87 90-110g/尾
サバ 32.8 110 ↑ 92 ↓ 三重 － 1,080 279 151 124 109 7-8入/5kg
イワシ 25.7 77 ↓ 74 ↓ 石川 － 648 324 216 105 118 110g/尾
スルメイカ 9.6 57 ↓ 51 ↓ 富山 － 1,512 743 648 86 86 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 171 ↑ 96 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.6 107 ↑ 31 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 22.9 137 ↑ 97 ↓ 北海道 マ 702 415 216 110 133 -
青森ほか マコ 648 518 216 87 101 -
北海道 アカ 540 389 216 89 97 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 594 324 138 - -
ハマチ 22.3 114 ↑ 144 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 16.2 95 ↓ 89 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 10.2 110 ↑ 78 ↓ 岩手ほか 生 756 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 28.4 107 ↑ 254 ↑ 千葉 － 2,700 821 216 127 79 2-5kg/尾
キンメダイ 14.2 148 ↑ 161 ↑ 東京ほか － 4,320 1,577 864 98 88 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１１％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２日（金)[週末の取引、豊富な入荷で買い気は弱かった。スルメが浜高を受けて１－２割上伸、メジは小高く、アジ、イワシは強保合、相場全体では堅調。]、３日（土）[休市前の取引、休み前で買い気が上向き荷動きはおおむね良好。アジ、イワシが小幅下落、サバが続軟調、スルメは千葉産などが続堅調、増加したカツオも引き合い強まり底堅い値動き、相場全体ではまちまち。]、５日（月）[週明けの取引、雨市で買い気は振るわなかった。サバが１－３割上伸、アジは２割続落、ブリ、スルメは１－２割下落、カツオは小動き、相場全体では小幅下落。]、６日（火）[休市前の取引、荷もたれから買い気は振るわなかった。ブリが１－２割続落、カツオは軟調、スルメは小甘い、アジ、メジは弱保合、相場全体では軟調。]、８日（木）[休市明けの取引、買い気はやや上向いた。アジは２割、サバは１割それぞれ上伸、カツオは堅調、スルメはしっかり、イワシは小動き、相場全体では小高い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が長崎や富山を主体に入荷。数量は前週に比べ３２％増加し、価格は中型がわずかに下落、中小型がほぼ変わらず。サバは三重を主体に入荷。数量は前週に比べ１０％増加し、価格は約２．５割高。イワシは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ２３％減少し、価格は０．５割高。スルメイカは富山を主体に入荷。数量は前週に比べ４３％減少し、価格は約１．５割安。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ７％増加し、価格は２．５割強高。