水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年4月2週 (4月9日～4月15日） 前年同期 （4月10日～4月16日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,326 680 249 396
　前　　　 週 　　　比 （％） 101 104 94 100
　前　年　同　期　比 （％） 119 145 110 96


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.2 107 ↑ 214 ↑ 各地 生 15,660 4,578 1,944 53 157 -
海外 生 6,264 3,386 2,160 102 129 -
メバチ 56.5 131 ↑ 160 ↑ 各地* 冷凍 2,700 972 702 102 114 -
アジ 66.2 119 ↑ 249 ↑ 長崎 中 1,296 406 302 77 53 160-180g/尾
長崎ほか 中小 540 432 324 107 73 90-110g/尾
サバ 31.2 95 ↓ 115 ↑ 三重 － 1,188 285 173 102 94 7-8入/5kg
イワシ 26.3 102 ↑ 78 ↓ 石川 － 756 292 216 90 97 110g/尾
スルメイカ 13.2 138 ↑ 150 ↑ 富山 － 1,512 920 432 124 79 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.2 50 ↓ 100 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.5 94 ↓ 33 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 21.0 92 ↓ 90 ↓ 北海道 マ 648 344 216 83 91 -
青森ほか マコ - - - - - -
北海道 アカ 648 500 324 129 122 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 15.6 70 ↓ 105 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 19.9 123 ↑ 108 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 9.4 92 ↓ 82 ↓ 岩手ほか 生 756 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 24.0 85 ↓ 212 ↑ 鹿児島ほか － 2,160 724 324 88 88 2-5kg/尾
キンメダイ 9.7 68 ↓ 83 ↓ 東京ほか － 3,240 1,296 864 82 109 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１４日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、９日（金)[週末の取引、入荷増で買い気は後退。アジが２割反落、ブリ、イワシは１－２割下落、スルメは１割値を下げ、メジは堅調、相場全体では小反落。]、１０日（土）[休市前の取引、順調な入荷で買い気は弱かった。スルメが１－３割反発、サバは１－２割上伸、カツオは強保合、メジは小安く、相場全体では強保合。]、１２日（月）[週明けの取引、潤沢な入荷で荷動きはよくなかった。サバが２割続伸、カツオはしっかり、ブリは強保合、イワシ、スルメは小動き、相場全体ではしっかり。]、１３日（火）[休市前の取引、入荷が多く買い気は依然弱かった。イワシが１－２割上伸、スルメは小高く、カツオはしっかり、サバは弱保合、相場全体では小高い。]、１５日（木）[休市明けの取引、買い気は幾分上向いた。サバが１－２割上伸、アジ、カツオは堅調、イワシ、ブリは保合、相場全体では強保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が長崎や島根を主体に入荷。数量は前週に比べ１９％増加し、価格は中型が２．５割弱安、中小型が０．５割強高。サバは三重を主体に入荷。数量は前週に比べ５％減少し、価格はわずかに上昇。イワシは石川を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は１割安。スルメイカは富山を主体に入荷。数量は前週に比べ３８％増加し、価格は約２．５割高。カツオは鹿児島や千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ１５％減少し、価格は1割強安。