水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年4月3週 (4月16日～4月22日） 前年同期 （4月17日～4月23日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,344 630 297 418
　前　　　 週 　　　比 （％） 101 93 119 105
　前　年　同　期　比 （％） 112 118 125 97


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.9 92 ↓ 230 ↑ 各地 生 11,340 3,545 1,620 77 117 -
海外 生 4,104 2,626 2,160 78 - -
メバチ 48.9 87 ↓ 71 ↓ 各地* 冷凍 2,484 971 734 100 115 -
アジ 64.9 98 ↓ 149 ↑ 長崎 中 1,296 406 270 100 77 160-180g/尾
長崎 中小 594 446 324 103 - 110-120g/尾
サバ 29.2 94 ↓ 84 ↓ 三重ほか － 1,080 307 173 108 127 7-8入/5kg
イワシ 23.2 88 ↓ 65 ↓ 石川 － 864 367 216 126 131 110g/尾
スルメイカ 11.8 89 ↓ 88 ↓ 富山ほか － 1,512 888 648 97 90 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.2 183 ↑ 367 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.6 107 ↑ 30 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 17.7 84 ↓ 73 ↓ 北海道 マ 648 378 216 110 100 -
青森ほか マコ 648 540 432 - 127 -
北海道 アカ - 324 - 65 70 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 - 432 - - -
ハマチ 19.7 126 ↑ 113 ↑ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 16.2 81 ↓ 107 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 9.1 97 ↓ 69 ↓ 岩手ほか 生 972 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 25.8 108 ↑ 194 ↑ 鹿児島 － 3,240 648 216 90 94 2kg/尾
キンメダイ 7.2 74 ↓ 120 ↑ 東京ほか － 4,320 1,449 756 112 89 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１６日（金)[週末の取引、買い気は振るわなかった。イワシが１－２割上伸、メジは堅調、スルメは強保合、アジ、ブリは１－２割下落、サバは小反落、相場全体では小動き。]、１７日（土）[休市前の取引、買い気は弱め。ブリが１－２割反発、カツオは堅調、スルメは強保合、メジは小安く、イワシは小動き、相場全体では強保合。]、１９日（月）[週明けの取引、買い気はいまひとつ。ブリが２割続伸、イワシはしっかり、アジ、メジは強保合、サバは軟調、カツオは小安く、相場全体では小動き。]、２０日（火）[休市前の取引、入荷が減ったため荷動きはまずまず。ブリが１－２割反落、サバは軟調、イワシ、カツオは弱保合、アジ、スルメ、メジは保合、相場全体では弱保合。]、２２日（木）[休市明けの取引、潤沢な入荷で買い気は低調。サバ、カツオは２－４割、スルメは１割それぞれ下落、アジは軟調、メジは堅調、相場全体では下落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は中型がほぼ変わらず、中小型がわずかに上昇。サバは三重や千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ６％減少し、価格は１割弱高。イワシは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は約２．５割高。スルメイカは富山や静岡を主体に入荷。数量は前週に比べ１１％減少し、価格はわずかに下落。カツオは鹿児島を主体に入荷。数量は前週に比べ８％増加し、価格は１割下落。