水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年5月3週 (5月14日～5月20日） 前年同期 （5月15日～5月21日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,121 577 212 332
　前　　　 週 　　　比 （％） 94 94 87 99
　前　年　同　期　比 （％） 94 106 90 81


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.8 80 ↓ 102 ↑ 各地 生 10,584 3,126 1,620 85 106 -
海外 生 - 2,484 - 71 84 -
メバチ 44.4 98 ↓ 98 ↓ 各地* 冷凍 2,484 974 810 105 117 -
アジ 69.1 114 ↑ 125 ↑ 長崎 中 864 376 324 72 92 160-180g/尾
長崎 中小 432 359 270 95 92 100-120g/尾
サバ 24.8 88 ↓ 90 ↓ 静岡 － 864 261 151 115 85 8-10入/5kg
イワシ 20.2 69 ↓ 68 ↓ 石川 － 648 264 162 128 102 110g/尾
スルメイカ 9.1 152 ↑ 86 ↓ 石川ほか － 1,404 1,102 864 111 111 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 73 ↓ 136 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.1 73 ↓ 30 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 16.5 120 ↑ 80 ↓ 北海道 マ 648 389 216 97 112 -
青森ほか マコ 648 184 162 62 49 -
北海道 アカ 756 464 324 66 95 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 459 216 - 85 -
ハマチ 10.0 84 ↓ 74 ↓ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 15.2 103 ↑ 102 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 8.4 120 ↑ 79 ↓ 岩手ほか 生 648 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 40.7 112 ↑ 348 ↑ 千葉 － 2,160 367 162 99 38 2-3kg/尾
キンメダイ 8.9 99 ↓ 114 ↑ 東京ほか － 4,104 1,555 756 96 100 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１４日（金)[週末の取引、潤沢だった前日の反動で売れ行きは全般にいまひとつ。アジ、サバの安値が継続、イワシは弱保合、スルメは高値嫌気から幾分値を下げ、相場全体では弱保合。]、１５日（土）[休市前の取引、買い気はいまひとつ。イワシが３－５割上伸、カツオはしっかり、スルメは１－２割続落、アジ、ブリ、メジは保合、相場全体では小動き。]、１７日（月）[週明けの取引、入荷増で荷動きは振るわなかった。カツオが４－５割、サバは１－３割下落、イワシは軟調、スルメは堅調、相場全体では軟調。]、１８日（火）[休市前の取引、買い気は引き続き低調。イワシが２－４割、スルメが１－２割上伸、サバは堅調、カツオは軟調、相場全体では小高い。]、２０日（木）[休市明けの取引、入荷が増えて荷動きは鈍化。カツオが１－２割下落、メジは小安く、アジは弱保合、サバ、ブリは保合、相場全体では弱保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷。数量は前週に比べ１４％増加し、価格は中型が３割弱安、中小型が０．５割安。サバは静岡を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は１．５割高。イワシは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ３１％減少し、価格は３割弱高。スルメイカは石川や山口を主体に入荷。数量は前週に比べ５２％増加し、価格は約1割高。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％増加し、価格はほぼ変わらず。