水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年5月5週 (5月28日～6月3日） 前年同期 （5月29日～6月4日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,263 571 332 360
　前　　　 週 　　　比 （％） 116 99 158 118
　前　年　同　期　比 （％） 90 90 96 85


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 45.9 157 ↑ 160 ↑ 各地 生 16,200 4,218 1,512 123 85 -
海外 生 6,480 3,816 2,268 109 109 -
メバチ 37.6 77 ↓ 77 ↓ 各地* 冷凍 2,484 982 810 101 119 -
アジ 42.6 66 ↓ 67 ↓ 長崎 中 1,296 702 216 138 158 160-180g/尾
長崎 中小 648 471 324 115 109 100-120g/尾
サバ 33.3 120 ↑ 111 ↑ 静岡 － 864 225 130 97 81 7-8入/5kg
イワシ 31.4 163 ↑ 79 ↓ 千葉 － 756 346 216 93 145 110g/尾
スルメイカ 14.5 146 ↑ 42 ↓ 石川 － 1,296 989 648 98 182 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.8 95 ↓ 180 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.4 127 ↑ 34 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 11.8 91 ↓ 62 ↓ 北海道 マ 756 454 216 114 111 -
宮城ほか マコ 540 367 270 144 94 -
北海道 アカ 1,080 918 540 139 189 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 13.3 132 ↑ 79 ↓ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 88 5-6kg/尾
塩サケ 19.3 123 ↑ 101 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 9.1 93 ↓ 82 ↓ 岩手ほか 生 702 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 49.6 102 ↑ 224 ↑ 千葉 － 1,188 464 216 126 57 2-4kg/尾
キンメダイ 8.5 94 ↓ 69 ↓ 東京ほか － 3,996 1,404 972 100 96 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２８日（金)[週末の取引、天候も回復したため荷動きは幾分好転。カツオが３－４割反発、スルメは堅調、ブリが強保合、アジ、サバが２－３割反落、相場全体ではまちまち。]、２９日（土）[休市前の取引、入荷が減ったため荷動きは順調。アジが５－６割反発、イワシは２－３割上伸、カツオは１－２割続伸、ブリは小動き、相場全体では堅調。]、３１日（月）[週明けの取引、入荷増と月末市で買い気は低調。ブリが小高く、アジは堅調、サバ、スルメは強保合、カツオは軟調、相場全体ではしっかり。]、１日（火）[休市前の取引、月替わりも重なり買い気はやや上向き。アジが２－３割下落、スルメは弱保合、ブリは小甘い、イワシは堅調、サバは小動き、相場全体では弱保合。]、３日（木）[休市明けの取引、買い気はまずまず。アジ、イワシが３－４割それぞれ続落と下落、スルメは小安く、ブリは軟調、メジはまちまち、相場全体では下落。]、
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷。数量は前週に比べ３４％減少し、価格は中型が４割弱高、中小型が１．５割高。サバは静岡を主体に入荷。数量は前週に比べ２０％増加し、価格はわずかに下落。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ６３％増加し、価格は０．５割強安。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ４６％増加し、価格はわずかに下落。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は約２．５割高。