水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年6月3週 (6月18日～6月24日） 前年同期 （6月19日～6月25日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,190 625 226 340
　前　　　 週 　　　比 （％） 97 99 84 103
　前　年　同　期　比 （％） 92 95 101 81


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 54.9 119 ↑ 99 ↓ 各地 生 15,120 2,779 1,080 93 114 -
海外 生 6,480 2,862 2,160 - 72 -
メバチ 49.5 121 ↑ 102 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,044 864 103 127 -
アジ 62.8 95 ↓ 134 ↑ 長崎 中 1,404 454 324 96 75 160-180g/尾
新潟ほか 中小 540 324 216 93 59 100-110g/尾
サバ 23.2 91 ↓ 75 ↓ 千葉ほか － 864 311 151 105 118 7-10入/5kg
イワシ 37.0 105 ↑ 87 ↓ 千葉 － 864 300 162 108 87 110g/尾
スルメイカ 17.8 86 ↓ 51 ↓ 石川ほか － 1,404 812 475 106 130 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.3 93 ↓ 130 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.0 77 ↓ 32 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 13.5 85 ↓ 68 ↓ 北海道 マ 648 396 162 97 98 -
宮城ほか マコ 864 621 216 153 144 -
北海道 アカ 1,296 959 432 99 187 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 12.9 113 ↑ 62 ↓ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 95 5-6kg/尾
塩サケ 14.5 84 ↓ 106 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 7.2 100 78 ↓ 岩手ほか 生 972 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 56.0 94 ↓ 170 ↑ 宮城 － 1,080 389 130 109 82 2-5kg/尾
キンメダイ 11.6 92 ↓ 93 ↓ 東京ほか － 4,320 1,382 756 98 82 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほほ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１８日（金)[週末の取引、潤沢入荷で荷動きは鈍化。アジが小幅続落、カツオは小安い、イワシは軟調、サバは弱保合、スルメは堅調、相場全体では小甘い。]、１９日（土）[休市前の取引、雨市で買い気は低調。アジが１－２割反発、サバが堅調、ブリは強保合、メジは小安く、スルメは軟調、相場全体では小動き。]、２１日（月）[週明けの取引、天候も良く買い気は幾分上向いた。サバが２－４割下落、スルメは小安く、ブリは軟調、メジは堅調、カツオは強保合、相場全体では小安い。]、２２日（火）[休市前の取引、荷動きはいまひとつ。スルメが２－３割反発、アジは１－２割上伸、ブリは堅調、イワシはしっかり、メジは２割下落、相場全体では小反発。]、２４日（木）[休市明けの取引、買い気は振るわなかった。カツオは２－３割下落、アジは１割反落、スルメは小甘く、イワシ、ブリは弱保合、相場全体では軟調。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟や石川を主体に入荷。数量は前週に比べ５％減少し、価格は中型が約０．５割安、中小型が０．５割強安。サバは千葉や石川を主体に入荷。数量は前週に比べ９％減少し、価格は０．５割高。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ５％増加し、価格は１割弱高。スルメイカは石川や福井を主体に入荷。数量は前週に比べ１４％減少し、価格は約０．５割高。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ６％減少し、価格は約１割高。