水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年6月4週 (6月25日～7月1日） 前年同期 （6月26日～7月2日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,268 604 308 356
　前　　　 週 　　　比 （％） 106 97 136 105
　前　年　同　期　比 （％） 89 99 79 84


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 52.8 96 ↓ 123 ↑ 各地 生 11,340 2,457 1,296 88 102 -
海外 生 4,860 3,654 2,484 128 - -
メバチ 37.7 76 ↓ 66 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,110 864 106 136 -
アジ 40.6 65 ↓ 80 ↓ 石川 中 1,620 680 324 150 137 160-180g/尾
新潟ほか 中小 648 454 324 140 102 100-110g/尾
サバ 23.7 102 ↑ 90 ↓ 千葉ほか － 864 328 130 105 129 8-10入/5kg
イワシ 37.3 101 ↑ 81 ↓ 千葉 － 648 302 216 101 92 110g/尾
スルメイカ 22.3 125 ↑ 71 ↓ 石川 － 1,469 873 216 108 143 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.0 154 ↑ 167 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 2.0 200 ↑ 54 ↓ 各地 解凍 1,188 - 648 - - -
カレイ 12.0 89 ↓ 92 ↓ 北海道 マ 756 486 216 123 122 -
青森ほか マコ 864 459 216 74 109 -
北海道 アカ 1,296 1,067 864 111 165 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 324 - - - -
ハマチ 10.5 81 ↓ 50 ↓ 鹿児島ほか 野〆 864 810 756 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 16.0 110 ↑ 84 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 7.1 99 ↓ 79 ↓ 岩手ほか 生 810 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 58.4 104 ↑ 147 ↑ 宮城 － 702 356 108 92 72 2-5kg/尾
キンメダイ 8.3 72 ↓ 138 ↑ 東京ほか － 6,480 1,296 972 94 80 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は３０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２５日（金)[週末の取引、荷動きは低調。アジが１－２割反発、イワシは小高い、メジは１－３割下落、カツオは小甘く、ブリは弱保合、相場全体ではまちまち。]、２６日（土）[休市前の取引、全般に止め品の割合が多く、さえない値動き。アジが幾分値を下げ、サバは小安い、イワシは入荷減ながら小反落、カツオ、ブリの安値も継続、相場全体では弱保合。]、２８日（月）[週明けの取引、買い気はまずまず。アジが１－３割上伸、カツオはしっかり、スルメは２－３割反落、サバは軟調、相場全体では小動き。]、２９日（火）[休市前の取引、雨市で買い気は低調。イワシはしっかり、アジ、スルメは強保合、カツオは軟調、ブリは弱保合、相場全体では保合。]、１日（木）[休市明けの取引、月替わりだが入荷増と雨市で荷動きは良くなかった。スルメが１割上伸、カツオは堅調、アジは強保合、サバは軟調、メジは小動き、相場全体では強保合。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が石川、中小型が新潟や石川を主体に入荷。数量は前週に比べ３５％減少し、価格は中型が５割高、中小型が４割高。サバは千葉や石川を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は０．５割高。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格もほぼ変わらず。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ２５％増加し、価格は１割弱高。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ４％増加し、価格は１割弱安。