水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年7月2週 (7月9日～7月15日） 前年同期 （7月10日～7月16日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,154 619 228 308
　前　　　 週 　　　比 （％） 102 108 96 94
　前　年　同　期　比 （％） 98 109 90 84


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 47.1 99 ↓ 108 ↑ 各地 生 15,120 3,726 1,620 123 109 -
海外 生 8,640 4,848 2,268 111 144 -
メバチ 44.2 111 ↑ 87 ↓ 各地* 冷凍 2,160 1,096 864 102 137 -
アジ 54.9 102 ↑ 157 ↑ 長崎 中 1,512 583 324 98 96 160-180g/尾
長崎 中小 756 583 432 133 67 110-120g/尾
サバ 21.9 96 ↓ 80 ↓ 千葉 － 864 393 216 119 123 8-10入/5kg
イワシ 43.5 122 ↑ 114 ↑ 千葉 － 1,620 367 216 110 81 110g/尾
スルメイカ 13.1 106 ↑ 46 ↓ 石川 － 1,469 942 540 100 120 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 95 ↓ 150 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.8 82 ↓ 35 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 32.5 298 ↑ 254 ↑ 北海道 マ 864 583 270 108 120 -
青森ほか マコ 1,080 - 324 - - -
北海道 アカ 1,296 1,134 864 95 134 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 378 - - - -
ハマチ 8.8 95 ↓ 49 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,134 1,112 1,080 112 137 5-6kg/尾
塩サケ 16.7 82 ↓ 114 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 7.6 86 ↓ 93 ↓ 岩手ほか 生 810 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 51.5 109 ↑ 193 ↑ 宮城 － 1,404 400 108 103 53 2-5kg/尾
キンメダイ 9.0 205 ↑ 180 ↑ 東京ほか － 4,320 1,404 1,080 105 66 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１４日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、９日（金)[週末の取引、雨市で買い気は振るわなかった。アジが２割反落、スルメは１－２割下落、イワシ、ブリは強保合、メジは小動き、相場全体では軟調。]、１０日（土）[休市前の取引、入荷が少なく買い気はやや上向いた。イワシが２－３割上伸、スルメは１割反発、サバは強保合、メジはしっかり、アジは軟調、相場全体では強保合。]、１２日（月）[週明けの取引、入荷が大幅に増え買い気は振るわなかった。ブリが２－３割、アジが１－３割下落、イワシ、スルメは小反落、メジは強保合、相場全体では小幅安。]、１３日（火）[休市前の取引、買い気はいまひとつ。アジが２割続落、サバ、カツオ、メジは弱保合、スルメは小甘く、ブリはしっかり、相場全体では小甘い。]、１５日（木）[休市明けの取引、荷動きは良くなかった。サバが３－４割下落、アジは２－３割続落、スルメは２割下落、ブリは２割上伸、イワシは堅調、相場全体では軟調。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は中型がわずかに下落、中小型が３．５割弱高。サバは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ４％減少し、価格は約２割高。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ２２％増加し、価格は１割高。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ６％増加し、価格はほぼ変わらず。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ９％増加し、価格はわずかに上昇。