水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年7月3週 (7月16日～7月22日） 前年同期 （7月17日～7月23日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,114 583 220 311
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 94 96 101
　前　年　同　期　比 （％） 101 106 104 90


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 46.4 99 ↓ 126 ↑ 各地 生 18,360 3,503 1,080 94 92 -
海外 生 11,340 4,979 2,160 103 137 -
メバチ 40.7 92 ↓ 77 ↓ 各地* 冷凍 2,484 1,105 864 101 136 -
アジ 47.6 87 ↓ 109 ↑ 長崎 中 1,296 553 324 95 107 160-180g/尾
島根 中小 432 360 324 62 72 110-120g/尾
サバ 22.1 101 ↑ 80 ↓ 宮城 － 864 302 173 77 94 8-10入/5kg
イワシ 30.3 70 ↓ 90 ↓ 千葉 － 864 389 216 106 109 110g/尾
スルメイカ 19.5 149 ↑ 60 ↓ 石川 － 1,188 864 540 92 152 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 90 ↓ 79 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.5 83 ↓ 52 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 10.3 32 ↓ 136 ↑ 北海道 マ 864 562 216 96 111 -
青森ほか マコ 1,080 972 324 - 129 -
北海道 アカ 1,296 1,134 864 100 142 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 9.1 103 ↑ 58 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,134 1,112 1,080 100 137 5-6kg/尾
塩サケ 16.7 100 108 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 6.5 86 ↓ 97 ↓ 岩手ほか 生 864 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 61.6 120 ↑ 246 ↑ 宮城 － 1,404 313 162 78 41 2-5kg/尾
キンメダイ 12.4 138 ↑ 203 ↑ 東京ほか － 3,456 1,404 864 100 69 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２２日（木）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１６日（金)[週末の取引、買い気は依然弱め。ブリが小反落、カツオは続軟調、スルメは小甘い、イワシは続堅調、サバは強保合、相場全体では続軟調。]、１７日（土）[休市日前の取引、前荷薄や休み前で前日に弱かった買い気が幾分上向き、荷動きはおおむね良好。アジが強保合、イワシは小幅上伸、カツオは安値継続、ブリは入荷減ながら伸び悩み、相場全体ではまちまち。]、１９日（月）[週明けの取引、買い気はまずまず。サバが２割反発、イワシは１－２割続伸、カツオは強保合、アジ、メジは弱保合、相場全体では小高い。]、２０日（火）[開市日の間の取引、入荷は減ったが買い気は振るわなかった。スルメが１－３割反落、メジは小甘く、イワシは弱保合、アジは２－３割上伸、相場全体では弱保合。]、２１日（水）[休市日前の取引、水曜市と入荷増で買い気は振るわなかった。ブリが１－２割下落、スルメは小幅続落、メジは軟調、サバは弱保合、イワシは小動き、相場全体では小安い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根を主体に入荷。数量は前週に比べ１３％減少し、価格は中型が０．５割安、中小型が４割弱安。サバは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は２．５割弱安。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ３０％減少し、価格は約０．５割高。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ４９％増加し、価格は１割弱安。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ２０％増加し、価格は２割強安。