水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年7月4週 (7月23日～7月29日） 前年同期 （7月24日～7月30日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 884 448 172 264
　前　　　 週 　　　比 （％） 79 77 78 85
　前　年　同　期　比 （％） 77 76 77 78


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.1 82 ↓ 133 ↑ 各地 生 12,960 4,025 1,620 115 67 -
海外 生 11,340 4,857 2,160 98 85 -
メバチ 39.2 96 ↓ 68 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,122 864 102 139 -
アジ 29.9 63 ↓ 61 ↓ 長崎 中 1,404 837 540 151 138 160-180g/尾
石川 中小 864 639 270 178 123 110-120g/尾
サバ 17.9 81 ↓ 63 ↓ 宮城ほか － 1,080 360 216 119 134 8-10入/5kg
イワシ 29.2 96 ↓ 126 ↑ 千葉 － 756 360 216 93 85 80-110g/尾
スルメイカ 15.5 79 ↓ 49 ↓ 石川 － 1,296 785 432 91 116 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.2 63 ↓ 55 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.4 93 ↓ 32 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 7.3 71 ↓ 89 ↓ 北海道 マ 864 567 216 101 117 -
青森ほか マコ 1,188 738 216 76 105 -
北海道 アカ 1,296 792 216 70 88 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 - 540 - - -
ハマチ 8.3 91 ↓ 50 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,134 1,112 1,080 100 137 5-6kg/尾
塩サケ 11.3 68 ↓ 95 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 4.8 74 ↓ 62 ↓ 岩手ほか 生 810 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 48.1 78 ↓ 110 ↑ 宮城 － 1,620 351 216 112 125 2-5kg/尾
キンメダイ 9.1 73 ↓ 83 ↓ 東京ほか － 4,104 1,368 1,080 97 76 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２３％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２３日（金)[週末の取引、休市明けだが鮮魚類の買い気は弱かった。カツオが小幅上伸、メジは小高く、スルメは堅調、アジは小安く、ブリは小甘い、相場全体では強保合。]、２４日（土）[休市前の取引、買い気はいまひとつ。アジが１－２割反発、スルメは小高い、メジは小反落、イワシは軟調、サバは弱保合、相場全体では小動き。]、２６日（月）[週明けの取引、買い気は若干上向いた。ブリが１割下落、アジは小反落、サバは弱保合、メジは小動き、相場全体では弱保合。]、２７日（火）[開市の間の取引、入荷は減ったが台風の影響による降雨で買い気は弱かった。イワシが２－３割上伸、ブリは１－２割反発、メジはしっかり、サバ、カツオは強保合、相場全体では堅調。]、２８日（水）[水曜開市日の取引、入荷は少なかったが買い気は弱かった。イワシが２－５割続伸、カツオは２－５割、サバは１－２割上伸、アジは１－３割下落、スルメは軟調、相場全体ではまちまち。]、２９日（木）[休市前の取引、入荷は増えたが買い気はやや上向き。スルメが浜高を受け３－４割上伸、アジは１－２割反発、メジは堅調な相場形成、サバは軟調、相場全体では小高い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川を主体に入荷。数量は前週に比べ３７％減少し、価格は中型が約５割高、中小型が８割弱高。サバは宮城や青森を主体に入荷。数量は前週に比べ１９％減少し、価格は約２割高。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ４％減少し、価格は０．５割強安。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ２１％減少し、価格は約１割安。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ２２％減少し、価格は１割強高。