水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年8月2週 (8月6日～8月12日） 前年同期 （8月7日～8月13日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,143 535 226 382
　前　　　 週 　　　比 （％） 94 99 70 110
　前　年　同　期　比 （％） 89 91 82 91


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 47.3 106 ↑ 102 ↑ 各地 生 16,740 4,946 2,160 157 117 -
海外 生 7,560 4,422 2,268 115 105 -
メバチ 43.6 77 ↓ 70 ↓ 各地* 冷凍 2,484 1,152 918 101 144 -
アジ 65.0 114 ↑ 198 ↑ 長崎 中 1,080 648 216 136 57 160-180g/尾
島根ほか 中小 648 594 540 125 70 110-120g/尾
サバ 21.0 103 ↑ 74 ↓ 長崎 － 864 392 216 108 97 7-8入/5kg
イワシ 19.3 68 ↓ 121 ↑ 千葉 － 648 473 281 115 77 100-110g/尾
スルメイカ 13.2 67 ↓ 57 ↓ 石川 － 1,404 1,001 540 121 109 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.4 213 ↑ 170 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 2.8 156 ↑ 47 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 6.8 106 ↑ 106 ↑ 北海道 マ 864 608 216 97 92 -
青森ほか マコ 1,296 1,080 324 - 115 -
北海道 アカ 1,296 1,026 648 105 113 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 594 540 110 92 -
ハマチ 12.3 143 ↑ 50 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,188 1,129 1,080 102 139 5-6kg/尾
塩サケ 23.9 120 ↑ 139 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 7.3 118 ↑ 107 ↑ 岩手ほか 生 918 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 972 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 36.0 61 ↓ 162 ↑ 宮城 － 1,836 689 270 199 97 2.5-5kg/尾
キンメダイ 6.5 112 ↑ 63 ↓ 東京ほか － 4,104 1,431 1,080 99 79 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は６日（金）、９日（月）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、７日（土)[休市の間の取引、買い気はまずまず。アジが３－５割、イワシは２割、カツオは１－２割それぞれ上伸、ブリは弱保合、相場全体では小高い。]、１０日（火）[週明けの取引、連休明けで入荷が少なかったため荷動きはまずまず。スルメが浜高から３－４割反発、カツオは２－３割続伸、アジは１－２割反落、メジは弱保合、相場全体ではまちまち。]、１１日（水）[開市の間の取引、全体の入荷は多くないが水曜市で買い気は低調。カツオの宮城産がほぼ倍値に続伸、アジは３－４割反発、イワシ、スルメ、ブリは保合、相場全体では堅調。]、１２日（木）[開市の間の取引、入荷は減ったが天候の悪化予報などから荷動きは悪かった。サバが２割上伸、カツオは堅調、アジは１－２割反落、スルメ、ブリは「止め品」主体でできず、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根や山口を主体に入荷。数量は前週に比べ１４％増加し、価格は中型が約３．５割高、中小型が２．５割高。サバは長崎を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は１割弱高。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ３２％減少し、価格は１．５割高。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ３３％減少し、価格は約２割高。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ３９％減少し、価格は約２倍。