水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年9月1週 (9月3日～9月9日） 前年同期 （9月4日～9月10日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,126 561 238 327
　前　　　 週 　　　比 （％） 106 102 102 117
　前　年　同　期　比 （％） 101 110 103 86


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 47.5 168 ↑ 137 ↑ 各地 生 11,880 3,600 1,296 79 77 -
海外 生 5,400 3,723 3,240 93 104 -
メバチ 38.9 124 ↑ 86 ↓ 各地* 冷凍 2,808 1,157 972 100 145 -
アジ 50.3 100 331 ↑ 長崎 中 864 518 324 84 48 160-180g/尾
長崎 中小 540 473 324 97 83 110-120g/尾
サバ 24.5 90 ↓ 82 ↓ 石川 － 864 391 216 126 96 8-10入/5kg
イワシ 9.9 93 ↓ 74 ↓ 北海道 － 864 480 324 103 106 70-80g/尾
スルメイカ 9.2 68 ↓ 37 ↓ 青森 － 1,404 1,128 648 113 127 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.2 105 ↑ 105 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 17.3 79 ↓ 120 ↑ 北海道 生 4,320 1,431 648 95 49 110-120ｇ/尾
各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 9.7 71 ↓ 137 ↑ 北海道 マ 864 621 324 96 140 -
青森ほか マコ 1,080 918 324 85 69 -
北海道 アカ 1,620 918 378 71 128 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 675 648 114 147 -
ハマチ 8.6 92 ↓ 39 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,318 1,188 98 163 5-6kg/尾
塩サケ 20.5 183 ↑ 107 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 9.8 166 ↑ 131 ↑ 岩手ほか 生 918 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 51.5 82 ↓ 189 ↑ 宮城 － 1,080 335 162 100 42 3-5kg/尾
キンメダイ 8.2 108 ↑ 139 ↑ 東京ほか － 4,320 1,512 864 91 82 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は８日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、３日（金）[週末の取引、雨市で買い気は低調。スルメが小幅続伸、イワシは強保合、ブリは下落、メジは小甘い、相場全体では小動き。]、４日（土）[休市前の取引、休み前で買い気が上向いたこともあり荷動きは好転。アジ、メジが強保合、スルメが続伸、サンマも高値圏での取引、相場全体では強保合。]、６日（月）[週明けの取引、潤沢な入荷で荷動きはさえなかった。サンマが２－３割、スルメ、ブリ、は１割反落、メジは軟調、アジは強保合、相場全体では小安い。]、７日（火）[休市前の取引、天候も回復し買い気はやや上向き。イワシが２割上伸、スルメは堅調、カツオは強保合、アジ、サンマは弱保合、相場全体では強保合。]、９日（木）[休市明けの取引、雨市で買い気は低調。カツオが２－３割、アジは２割、メジは１－２割下落、サンマは２－４割上伸、ブリは堅調、相場全体では下落。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型が長崎を主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は中型が約１．５割安、中小型はわずかに下落。サバは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ１０％減少し、価格は約２．５割高。イワシは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ７％減少し、価格はわずかに上昇。スルメイカは青森を主体に入荷。数量は前週に比べ３２％減少し、価格は１．５割弱高。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ１８％減少し、価格はほぼ変わらず。サンマは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ２１％減少し、価格は生が０．５割安。