水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2021年9月4週 (9月24日～9月30日） 前年同期 （9月25日～10月1日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,275 683 236 357
　前　　　 週 　　　比 （％） 107 112 108 98
　前　年　同　期　比 （％） 105 131 71 98


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.4 110 ↑ 95 ↓ 各地 生 10,800 5,358 1,944 104 139 -
海外 生 5,940 3,963 2,376 93 115 -
メバチ 39.3 108 ↑ 70 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,167 972 101 141 -
アジ 40.8 209 ↑ 104 ↑ 長崎 中 1,512 616 324 50 72 160-200g/尾
千葉 中小 648 432 324 49 73 110-120g/尾
サバ 19.0 113 ↑ 73 ↓ 青森 － 1,296 540 259 82 130 8-10入/5kg
イワシ 11.9 92 ↓ 125 ↑ 北海道 － 864 400 216 90 42 80-100g/尾
スルメイカ 15.0 96 ↓ 115 ↑ 北海道 － 1,296 998 713 103 89 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.7 63 ↓ 17 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 51.8 209 ↑ 197 ↑ 北海道ほか 生 4,320 799 432 58 55 120-130g/尾
各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 9.9 92 ↓ 155 ↑ 北海道 マ 864 648 324 117 117 -
青森ほか マコ 1,404 - 324 - - -
北海道 アカ 1,620 907 324 127 90 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 513 216 81 119 -
ハマチ 9.0 69 ↓ 34 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 19.6 57 ↓ 98 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 12.8 122 ↑ 121 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 55.8 122 ↑ 224 ↑ 宮城 － 1,512 378 216 88 44 3-5kg/尾
キンメダイ 7.1 139 ↑ 182 ↑ 東京ほか － 4,320 1,706 1,080 105 69 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１２％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２４日（金）[週末の取引、休市明けだが豊富な入荷で荷動きはいまひとつ。スルメが小反発、サバは堅調、イワシは２－３割反落、カツオ、メジは軟調、相場全体では小動き。]、２５日（土）[休市前の取引、買い一服から全般的にさえない値動き。千葉産がまとまったアジが約４割下落、サンマも三陸産が小安い、カツオ、ブリは下げ渋り、サバ、イワシは伸び悩む展開、相場全体では弱保合。]、２７日（月）[週明けの取引、入荷増などから買い気は振るわなかった。イワシが１－２割、スルメは１割上伸、メジは堅調、アジは３－４割、サンマは２－４割続落、相場全体ではまちまち。]、２８日（火）[休市前の取引、潤沢続きで買い気は低調。アジ、サンマが２－３割続落、サバは２－３割下落、イワシは１－２割反落、カツオはしっかり、メジは強保合、相場全体では下落。]、３０日（木）[休市明けの取引、潤沢続きで買い気は振るわなかった。サンマ、イワシが１－２割反発、アジは３割、サバは１－３割続落、ブリは１－２割下落、相場全体ではまちまち。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ約２．１倍に増加し、価格は中型が５割安、中小型は約５割安。サバは青森を主体に入荷。数量は前週に比べ１３％増加し、価格は２割弱安。イワシは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ８％減少し、価格は１割安。スルメイカは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ４％減少し、価格はわずかに上昇。カツオは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ２２％増加し、価格は１割強安。サンマは北海道や宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ約２．１倍に増加し、価格は生が４割強安。