水産物の週間市況について

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2021年10月1週 (10月1日～10月7日） 前年同期 （10月2日～10月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,375 672 323 380
　前　　　 週 　　　比 （％） 108 99 137 107
　前　年　同　期　比 （％） 109 107 126 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 45.1 106 ↑ 103 ↑ 各地 生 12,420 3,109 1,620 58 82 -
海外 生 5,724 3,583 2,376 90 105 -
メバチ 41.2 105 ↑ 77 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,168 972 100 140 -
アジ 60.4 148 ↑ 157 ↑ 長崎 中 648 389 324 63 55 160-200g/尾
佐賀ほか 中小 540 392 324 91 81 100-120g/尾
サバ 25.6 135 ↑ 77 ↓ 青森 － 1,620 464 216 86 131 8-10入/5kg
イワシ 8.3 70 ↓ 62 ↓ 愛知 － 1,080 611 216 153 162 50-70g/尾
スルメイカ 19.6 131 ↑ 102 ↑ 長崎 － 1,188 946 648 95 90 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.6 153 ↑ 74 ↓ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 47.2 91 ↓ 212 ↑ 北海道ほか 生 4,320 675 432 84 32 120-130g/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 6.5 66 ↓ 77 ↓ 北海道 マ 756 497 324 77 99 -
青森ほか マコ 1,944 702 324 - 65 -
北海道 アカ 1,620 1,134 432 125 102 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 675 216 132 151 -
ハマチ 9.6 107 ↑ 33 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,328 1,188 102 164 5-6kg/尾
塩サケ 26.5 135 ↑ 145 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 702 594 540 100 61 -
タラ類 15.6 122 ↑ 133 ↑ 岩手ほか 生 1,404 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 50.5 91 ↓ 144 ↑ 宮城 － 1,620 432 216 114 77 3-5kg/尾
キンメダイ 4.7 66 ↓ 61 ↓ 東京ほか － 6,480 1,750 1,080 103 72 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 3.2 1,600 ↑ 76 ↓ 三陸 － 3,564 2,322 1,404 - 99 -
各地 － 2,160 - 1,080 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は６日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１日（金）[週末の取引、月替わりだが台風の影響による悪天候で買い気は低調。カツオが１－２割上伸、イワシは堅調、サンマは強保合、ブリは軟調、アジは弱保合、相場全体では小動き。]、２日（土）[休市前の取引、入荷が減ったこともあり買い気はやや上向いた。スルメが１割、アジは小幅に上伸、カツオは２割反落、イワシは２割下落、サンマは弱保合、相場全体では小甘い。]、４日（月）[週明けの取引、買い気はまずまず。メジが１－２割上伸、カツオは堅調、スルメは２割反落、サンマは１－２割下落、ブリはまちまち、相場全体では弱保合。]、５日（火）[休市前の取引、買い気はやや後退。メジが小幅続伸、ブリは堅調、スルメ、サンマは強保合、アジは小甘く、カツオは弱保合、相場全体では強保合。]、７日（木）[休市明けの取引、買い気はいまひとつ。ブリが小幅上伸、カツオは強保合、サバは１－２割下落、スルメは小安い、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は佐賀や長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は４８％増加し、価格は中型が３．５割強安、中小型が約１割安。サバは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は３５％増加し、価格は約１．５割安。イワシは愛知を主体に入荷、前週に比べ数量は３０％減少し、価格は５．５割弱高。スルメイカは長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は３１％増加し、価格は０．５割安。カツオは宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は９％減少し、価格は約１．５割高。生サンマは北海道や岩手を主体に入荷、価格は約１．５割安。ムキカキの数量は前年同期比で２４％減少し、三陸産の価格は前年同期比でほぼ変わらず。