水産物の週間市況について

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2021年10月3週 (10月15日～10月21日） 前年同期 （10月16日～10月22日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,170 611 225 334
　前　　　 週 　　　比 （％） 94 94 86 101
　前　年　同　期　比 （％） 87 88 81 88


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.3 84 ↓ 108 ↑ 各地 生 8,640 4,310 1,944 122 103 -
海外 生 4,968 3,427 2,376 97 83 -
メバチ 40.2 73 ↓ 68 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,174 972 100 140 -
アジ 28.3 52 ↓ 52 ↓ 鳥取 中 1,620 875 540 180 231 160-200g/尾
鳥取 中小 1,080 558 324 117 142 110-120g/尾
サバ 31.5 126 ↑ 84 ↓ 青森 － 1,296 508 259 124 187 8-10入/5kg
イワシ 15.6 125 ↑ 76 ↓ 北海道ほか － 648 410 140 101 127 70-90g/尾
スルメイカ 13.1 46 ↓ 61 ↓ 長崎 － 1,512 1,175 756 135 125 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.3 177 ↑ 144 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 36.1 137 ↑ 71 ↓ 北海道ほか 生 4,860 1,231 756 84 131 120-130g/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 8.4 115 ↑ 124 ↑ 北海道 マ 1,080 626 378 110 129 -
青森ほか マコ 1,296 486 324 - 72 -
北海道 アカ 1,620 1,253 540 116 136 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 756 540 122 207 -
ハマチ 10.5 109 ↑ 37 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 14.9 90 ↓ 78 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 864 691 540 116 71 -
タラ類 24.7 135 ↑ 108 ↑ 岩手ほか 生 1,188 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 26.2 69 ↓ 95 ↓ 宮城 － 3,780 864 216 154 131 3-5kg/尾
キンメダイ 7.0 83 ↓ 163 ↑ 東京ほか － 4,320 1,620 864 100 65 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 8.1 162 ↑ 79 ↓ 三陸 － 2,916 1,776 864 91 107 -
各地 － 2,160 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１５日（金）[週末の取引、全般に入荷水準が低く、荷動きはおおむね良好。サンマが２－３割続伸、アジは大幅に値上がり、イワシ、ブリは弱保合、相場全体ではしっかり。]、１６日（土）[休市前の取引、買い気はいまひとつ。サンマが２－３割、アジは１－３割、メジは１－２割それぞれ反落、カツオは２割、ブリは１－２割上伸、相場全体では軟調。]、１８日（月）[週明けの取引、天候が回復し買い気は順調。サバが２－３割反発、スルメは１割上伸、アジ、イワシ、サンマは強保合、ブリは弱保合、相場全体では強保合。]、１９日（火）[休市前の取引、荷動きはさえなかった。イワシが２－４割下落、サバは１－３割反落、アジは小幅下落、サンマは軟調、スルメは浜値の上昇を受けて３割続伸、相場全体では小安い。]、２１日（木）[休市明けの取引、買い気はまずまず。アジが５－６割反発、サンマは１－２割上伸、スルメは２割反落し、サバ、メジ軟調。ブリは小動き、相場全体ではまちまち。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに鳥取を主体に入荷、前週に比べ数量は４８％減少し、価格は中型が８割高、中小型が１．５割強高。サバは青森を主体に入荷、前週に比べ数量は２６％増加し、価格は約２．５割高。イワシは北海道や宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は２５％増加し、価格はほぼ変わらず。スルメイカは長崎を主体に入荷、前週に比べ数量は５４％減少し、価格は３．５割高。カツオは宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は３１％減少し、価格は約５．５割高。生サンマは北海道や岩手を主体に入荷、価格は約１．５割安。ムキカキの数量は６２％増加し、三陸産の価格は約１割安。