水産物の週間市況について

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2021年11月3週 (11月12日～11月18日） 前年同期 （11月13日～11月19日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,339 687 262 390
　前　　　 週 　　　比 （％） 110 109 104 116
　前　年　同　期　比 （％） 97 97 96 97


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 44.1 109 ↑ 107 ↑ 各地 生 12,960 5,594 2,376 134 105 -
海外 生 5,616 3,763 2,916 114 106 -
メバチ 51.5 118 ↑ 73 ↓ 各地* 冷凍 2,916 1,209 972 101 134 -
アジ 38.3 104 ↑ 76 ↓ 長崎 中 1,620 886 324 117 234 160-200g/尾
新潟 中小 648 518 324 117 137 100-120g/尾
サバ 33.2 140 ↑ 89 ↓ 青森ほか － 1,080 508 216 107 183 8-10入/5kg
イワシ 10.7 151 ↑ 87 ↓ 北海道 － 1,080 518 173 110 143 70-90g/尾
スルメイカ 6.1 59 ↓ 31 ↓ 北海道 － 1,836 1,434 1,080 126 188 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.1 178 ↑ 164 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 38.8 103 ↑ 101 ↑ 岩手ほか 生 3,240 821 540 112 133 120-130g/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 11.1 98 ↓ 106 ↑ 北海道 マ 648 473 324 100 89 -
青森ほか マコ 1,080 729 324 90 104 -
北海道 アカ 1,620 1,224 648 142 144 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 727 216 122 150 -
ハマチ 16.6 122 ↑ 42 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,339 1,188 99 165 5-6kg/尾
塩サケ 26.7 130 ↑ 117 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 864 756 540 100 78 -
タラ類 31.8 118 ↑ 136 ↑ 岩手ほか 生 1,296 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 11.8 62 ↓ 66 ↓ 宮城 － 2,484 1,037 324 168 104 3-5kg/尾
キンメダイ 5.1 43 ↓ 70 ↓ 東京ほか － 6,480 1,901 1,188 113 85 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.1 124 ↑ 98 ↓ 三陸 － 3,348 2,130 1,296 86 125 -
各地 － 2,376 - 972 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ９％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１２日（金）[週末の取引、買い気はいまひとつ。アジが１－２割続伸、ブリは堅調、カツオは４割反落、サンマは１－３割下落、相場全体では小動き。]、１３日（土）[休市前の取引、入荷はやや増えたが買い気はまずまず。カツオが２－４割反発、スルメは２－３割、ブリは１割上伸、サバは弱保合、相場全体では堅調。]、１５日（月）[週明けの取引、買い気は幾分上向き。カツオは堅調、サンマは強保合、アジはおおむね下落、スルメは１－２割反落、相場全体では小動き。]、１６日（火）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。サバ、サンマが２－３割下落、アジは１－３割続落、イワシは２－３割上伸、スルメは１－２割反発、ブリは強保合、相場全体では軟調。]、１８日（木）[休市明けの取引、荷動きはまずまず。イワシが２－３割、スルメは２割反落、アジは１－２割、サンマは小幅に続落、メジは堅調、相場全体では小安い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は４％増加し、価格は中型、中小型ともに１．５割強高。サバは青森や三重を主体に入荷、前週に比べ数量は４０％増加し、価格は０．５割強高。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は５１％増加し、価格は１割高。スルメイカは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は４１％減少し、価格は約２．５割高。カツオは宮城を主体に入荷、前週に比べ数量は３８％減少し、価格は７割弱高。生サンマは岩手や宮城を主体に入荷、価格は１割強高。ムキカキの数量は２４％増加し、三陸産の価格は約１．５割安。