水産物の週間市況について

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2021年12月2週 (12月10日～12月16日） 前年同期 （12月11日～12月17日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,369 668 333 368
　前　　　 週 　　　比 （％） 104 105 111 96
　前　年　同　期　比 （％） 99 103 95 95


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 48.8 82 ↓ 108 ↑ 各地 生 12,960 4,796 2,160 89 86 -
海外 生 4,320 3,466 2,808 81 105 -
メバチ 77.5 150 ↑ 125 ↑ 各地* 冷凍 3,024 1,227 972 101 136 -
アジ 58.7 107 ↑ 113 ↑ 長崎 中 756 404 270 96 94 160-180g/尾
新潟 中小 540 346 216 92 71 80-90g/尾
サバ 43.3 106 ↑ 115 ↑ 北海道 － 756 346 173 97 88 7-8入/5kg
イワシ 9.1 115 ↑ 59 ↓ 北海道 － 1,080 616 324 98 152 70-90g/尾
スルメイカ 7.0 156 ↑ 46 ↓ 長崎ほか － 1,728 1,115 497 86 108 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.6 80 ↓ 150 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 3.8 44 ↓ 47 ↓ 岩手ほか 生 2,160 864 756 97 133 120-130g/尾
北海道ほか 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 26.7 112 ↑ 150 ↑ 北海道 マ 540 378 324 83 91 -
青森ほか マコ 864 612 324 76 122 -
北海道 アカ 1,620 821 324 92 129 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 508 216 102 147 -
ハマチ 25.7 111 ↑ 52 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,295 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 19.9 92 ↓ 110 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 875 540 127 90 -
タラ類 32.0 103 ↑ 96 ↓ 岩手ほか 生 1,620 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 8.6 112 ↑ 162 ↑ 鹿児島 － 4,320 907 324 98 86 4-5kg/尾
キンメダイ 6.3 100 76 ↓ 静岡ほか － 7,560 1,944 1,080 93 100 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.3 101 ↑ 101 ↑ 三陸 － 2,700 1,732 972 89 88 -
各地 － 1,944 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１５日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１０日（金）[週末の取引、入荷は減少したものの買い気は振るわなかった。イワシが２－５割反発、メジはしっかり、スルメは２割下落、サバは弱保合、相場全体では小動き。]、１１日（土）[休市前の取引、入荷が減ったこともあり買い気はやや上向き。サバが２－３割上伸、ブリは堅調、サンマは１－２割下落、イワシは軟調、相場全体ではまちまち。]、１３日（月）[週明けの取引、順調な入荷で買い気は後退。ブリが２－５割、イワシは１－２割上伸、メジは堅調、サバは２－３割反落、カツオは１－３割、アジは１－２割下落、相場全体ではまちまち。]、１４日（火）[休市前の取引、入荷は減ったが買い気はいまひとつ。サバが２－３割反発、カツオは小幅下落、ブリ、メジは軟調、イワシはまちまち、相場全体では小安い。]、１６日（木）[休市明けの取引、買い気は若干上向き。サバが１－２割続伸、ブリは堅調、イワシは２－４割下落、カツオは小甘い、相場全体ではまちまち。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟を主体に入荷、前週に比べ数量は７％増加し、価格は中型が約０．５割安、中小型が１割弱安。サバは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は６％増加し、価格はわずかに下落。イワシは北海道を主体に入荷、前週に比べ数量は１５％増加し、価格はわずかに下落。スルメイカは長崎や青森を主体に入荷、前週に比べ数量は５６％増加し、価格は約１．５割安。カツオは鹿児島を主体に入荷、前週に比べ数量は１２％増加し、価格はわずかに下落。生サンマは岩手や宮城を主体に入荷、価格はわずかに下落。ムキカキの数量はほぼ変わらず、三陸産の価格は約１割安。