水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年1月1週 (12月31日～1月6日） 前年同期 （1月1日～1月7日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,270 541 294 436
　前　　　 週 　　　比 （％） 110 103 118 115
　前　年　同　期　比 （％） 101 94 123 97


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 63.6 80 ↓ 117 ↑ 各地 生 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 5,352 2,160 100 63 -
海外 生 2,916 2,862 2,808 60 110 -
メバチ 42.2 108 ↑ 100 各地* 冷凍 3,780 1,250 1,026 98 141 -
アジ 32.1 163 ↑ 123 ↑ 福岡ほか 中 1,512 648 454 89 71 160-180g/尾
- 中小 - - - - - -
サバ 21.0 138 ↑ 69 ↓ 福岡ほか － 1,404 567 324 123 132 7-8入/5kg
イワシ 18.9 193 ↑ 91 ↓ 岩手 － 1,404 432 324 93 118 90-100g/尾
スルメイカ 3.4 121 ↑ 22 ↓ 長崎 － 1,836 1,707 1,080 145 177 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 5.2 158 ↑ 173 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 3.4 425 ↑ 83 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 6.1 127 ↑ 36 ↓ 北海道 マ - - - - - -
宮城 マコ 756 648 540 44 - -
北海道 アカ 864 - 540 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 378 324 75 - -
ハマチ 49.6 91 ↓ 71 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 - 5-6kg/尾
塩サケ 27.2 159 ↑ 138 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 864 100 - -
タラ類 24.0 149 ↑ 107 ↑ 岩手ほか 生 1,512 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.6 54 ↓ 173 ↑ 長崎 － 4,320 1,890 1,080 184 198 4-5kg/尾
キンメダイ 3.7 82 ↓ 106 ↑ 静岡 － 5,940 2,052 1,296 106 92 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.9 149 ↑ 89 ↓ 三陸 － 3,564 2,598 1,836 106 117 -
各地 － 2,160 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は正月明けの５日（水）が初市で２日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると５日（水）[令和４年正月明けの取引、低調な入荷だが初市で鮮魚類の荷動きは良くなかった。浜高などから、スルメの釣りものがほぼ倍値、カツオ、ブリ、メジも上げ相場、サバは堅調、アジは軟調な相場形成、相場全体では堅調。]、６日（木）[初市の次の日の取引、買い気はいまひとつ。カツオが１－２割、スルメは１割の反落、アジは続軟調、メジは堅調な相場形成、サバはしっかり、相場全体では軟調。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が福岡や長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は６３％増加し、価格は中型が約１割安。サバは福岡や岩手を主体に入荷。前週に比べ数量は３８％増加し、価格は２．５割弱高。イワシは岩手を主体に入荷。前週に比べ数量は９３％増加し、価格は０．５割強安。スルメイカは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は２１％増加し、価格は４．５割高。カツオは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は４６％減少し、価格は約８．５割高。ムキカキの数量は４９％増加し、三陸産の価格は約０．５割高。