水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年1月2週 (1月7日～1月13日） 前年同期 （1月8日～1月14日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,073 573 205 295
　前　　　 週 　　　比 （％） 85 106 70 68
　前　年　同　期　比 （％） 90 106 111 63


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.2 52 ↓ 143 ↑ 各地 生 15,660 4,690 1,836 88 61 -
海外 生 - - - - - -
メバチ 32.6 77 ↓ 116 ↑ 各地* 冷凍 2,916 1,238 1,026 99 142 -
アジ 53.1 165 ↑ 148 ↑ 長崎 中 648 378 270 58 57 160-180g/尾
長崎 中小 540 414 324 - 49 110-120g/尾
サバ 38.0 181 ↑ 94 ↓ 青森 － 864 400 216 71 119 7-8入/5kg
イワシ 24.2 128 ↑ 111 ↑ 岩手 － 864 313 162 72 98 110-130g/尾
スルメイカ 5.3 156 ↑ 40 ↓ 長崎 － 1,620 1,453 648 85 142 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.0 77 ↓ 222 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.7 50 ↓ 74 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 11.0 180 ↑ 102 ↑ 北海道 マ 540 432 324 - - -
宮城 マコ 864 558 324 86 115 -
北海道 アカ 864 689 - 122 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 459 216 - - -
ハマチ 29.5 59 ↓ 37 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 16.3 60 ↓ 131 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 864 100 119 -
タラ類 28.5 119 ↑ 97 ↓ 岩手ほか 生 1,512 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.7 142 ↑ 463 ↑ 長崎 － 3,240 1,339 540 71 89 3-4kg/尾
キンメダイ 5.4 146 ↑ 200 ↑ 静岡ほか － 7,020 2,095 1,296 102 88 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.9 106 ↑ 88 ↓ 三陸 － 3,564 2,361 1,080 91 150 -
各地 － 2,376 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１０日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると７日（金）[週末の取引、前日降雪の影響もあって買い気は弱め。サバが３－５割、アジは３－４割、イワシは２－３割の下落、ブリは堅調な相場形成、相場全体では下落。]、８日（土）[連休前の取引、買い気はやや上向いた。イワシが２－４割、アジは小幅に続落、メジは小高く、カツオは堅調、相場全体では軟調。]、１１日（火）[連休明けの取引、入荷増と天候の悪化で買い気は振るわなかった。イワシが２－３割、アジは２割の続落、カツオは２割下落、メジはまちまち、相場全体では小幅下落。]、１２日（水）[水曜開市日の取引、入荷は減ったが買い気は弱め。イワシの千葉産が半値に、カツオは２－３割の続落、ブリは軟調、スルメは堅調、相場全体では軟調。]、１３日（木）[開市日の間の取引、入荷は減ったが買い気は振るわなかった。スルメが１割下落、イワシは軟調、カツオは堅調、メジは強保合、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は６５％増加し、価格は中型が４割強安、中小型が前年同期比で約５割安。サバは青森を主体に入荷。前週に比べ数量は８１％増加し、価格は約３割安。イワシは岩手を主体に入荷。前週に比べ数量は２８％増加し、価格は３割弱安。スルメイカは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は５６％増加し、価格は１．５割安。カツオは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は４２％増加し、価格は約３割安。ムキカキの数量は６％増加し、三陸産の価格は約１割安。