水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年2月2週 (2月11日～2月17日） 前年同期 （2月12日～2月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 　 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,214 625 228 360
　前　　　 週 　　　比 （％） 132 133 147 123
　前　年　同　期　比 （％） 93 96 87 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 37.2 105 ↑ 95 ↓ 各地 生 12,960 3,569 1,836 44 74 -
海外 生 3,672 3,168 2,376 95 98 -
メバチ 47.3 193 ↑ 83 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,259 1,026 101 147 -
アジ 58.3 146 ↑ 113 ↑ 長崎 中 1,080 500 216 111 93 160-180g/尾
島根 中小 - - - - - 100-110g/尾
サバ 42.6 148 ↑ 79 ↓ 静岡ほか － 1,296 365 173 86 166 7-10入/5kg
イワシ 32.0 114 ↑ 152 ↑ 千葉 － 1,080 338 216 104 100 110-120g/尾
スルメイカ 9.3 72 ↓ 37 ↓ 山口ほか － 1,296 1,002 648 109 113 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.9 145 ↑ 264 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.6 100 89 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 21.0 239 ↑ 126 ↑ 北海道 マ 864 459 324 128 85 -
宮城ほか マコ 1,080 - 324 - - -
北海道 アカ 864 567 432 84 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 414 216 106 70 -
ハマチ 18.9 106 ↑ 34 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 16.8 106 ↑ 95 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 166 -
タラ類 32.3 126 ↑ 123 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 5.4 102 ↑ 78 ↓ 長崎 － 1,620 756 378 82 93 4-5kg/尾
キンメダイ 8.5 155 ↑ 90 ↓ 静岡ほか － 2,160 1,647 1,080 99 102 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 17.5 120 ↑ 103 ↑ 三陸 － 2,700 1,811 1,080 133 134 -
各地 － 2,160 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（金）、１６日（水）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ３３％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１２日（土）[休市の間の取引、荷動きはおおむね良好だが浜止め品の割合が多く全般に値を下げる展開。アジが２割続落、ブリ、メジは下落、サバは弱保合、相場全体では小幅下落。]、１４日（月）[週明けの取引、雨市で買い気は振るわなかった。ブリが１－２割続落、アジ、メジは弱保合、イワシは堅調、カツオは小動き、相場全体では軟調。]、１５日（火）[休市前の取引、買い気は若干上向き。スルメが２－３割上伸、イワシは続堅調、アジは強保合、カツオは１－２割下落、サバは小甘い、相場全体では小動き。]、１７日（木）[休市明けの取引、荷動きは比較的順調。スルメは４－５割続伸、ブリは４－５割、サバは３－４割上伸、イワシは続堅調、カツオはまちまち、相場全体では浜高を反映し上伸。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根を主体に入荷。前週に比べ数量は４６％増加し、価格は中型が約１割高。サバは静岡や千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は４８％増加し、価格は約１．５割安。イワシは千葉を主体に入荷。前週に比べ数量は１４％増加し、価格は約０．５割高。スルメイカは山口や長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は２８％減少し、価格は約１割高。カツオは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに増加し、価格は２割弱安。ムキカキの数量は２０％増加し、三陸産の価格は３．５割弱高。