水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年2月3週 (2月18日～2月24日） 前年同期 （2月19日～2月25日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 970 455 195 320
　前　　　 週 　　　比 （％） 80 73 85 89
　前　年　同　期　比 （％） 82 81 84 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 35.4 95 ↓ 97 ↓ 各地 生 10,800 3,227 1,728 90 79 -
海外 生 - - - - - -
メバチ 32.2 68 ↓ 72 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,260 1,026 100 147 -
アジ 24.0 41 ↓ 63 ↓ 長崎 中 2,700 961 648 192 137 160-180g/尾
青森ほか 中小 1,080 729 540 - 113 100-110g/尾
サバ 37.1 87 ↓ 90 ↓ 富山 － 1,188 486 216 133 191 7-10入/5kg
イワシ 22.4 70 ↓ 119 ↑ 石川 － 1,620 540 216 160 156 100-120g/尾
スルメイカ 8.1 87 ↓ 41 ↓ 静岡 － 1,296 842 540 84 89 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 83 ↓ 240 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.8 113 ↑ 106 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 11.1 53 ↓ 90 ↓ 北海道 マ 756 400 324 87 - -
青森ほか マコ 1,080 648 216 - 86 -
北海道 アカ 1,080 684 432 121 141 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 468 216 113 72 -
ハマチ 19.6 104 ↑ 33 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 16.0 95 ↓ 114 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 166 -
タラ類 25.4 79 ↓ 114 ↑ 岩手ほか 生 1,188 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.5 65 ↓ 27 ↓ 長崎 － 2,700 1,555 540 206 379 4-5kg/尾
キンメダイ 6.0 71 ↓ 118 ↑ 静岡ほか － 3,240 1,793 1,296 109 108 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.5 89 ↓ 100 三陸 － 2,700 1,621 864 90 117 -
各地 － 1,512 - 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２７％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１８日（金）[週末の取引、買い気は振るわなかった。アジが３－４割、メジは１－２割の続伸、カツオは３割、イワシは２割の上伸、スルメは強保合、相場全体では引き続きの浜高を受けて続伸。]、１９日（土）[休市前の取引、入荷は増えたが荷動きは比較的順調。カツオが１－３割、アジは小幅に続伸、ブリは続堅調、サバ、メジは堅調、スルメは小安く、相場全体では小幅続伸。]、２１日（月）[週明けの取引、買い気は振るわなかった。アジが３－４割、カツオは２－３割の反落、メジは２－３割下落、イワシは１－３割上伸、相場全体では反落。]、２２日（火）[休市前の取引、荷動きはまずまず。アジは１割、カツオが４割から倍値に反発、サバは２割上伸、スルメは２－３割下落、イワシは１－２割反落、相場全体では堅調。]、２４日（木）[休市明けの取引、入荷増で買い気は低調。イワシが２－３割、スルメは２割の続落、サバは１－２割反落、メジは１－３割上伸、カツオはまちまち、相場全体では軟調。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が青森や島根を主体に入荷。前週に比べ数量は５９％減少し、価格は中型が９割強高、中小型が前年同期比で１．５割弱高。サバは富山を主体に入荷。前週に比べ数量は１３％減少し、価格は３．５割弱高。イワシは石川を主体に入荷。前週に比べ数量は３０％減少し、価格は６割高。スルメイカは静岡を主体に入荷。前週に比べ数量は１３％減少し、価格は約１．５割安。カツオは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は３５％減少し、価格は約２．１倍。ムキカキの数量は１１％減少し、三陸産の価格は１割安。