水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年3月1週 (3月4日～3月10日） 前年同期 （3月5日～3月11日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,134 597 216 321
　前　　　 週 　　　比 （％） 92 102 75 91
　前　年　同　期　比 （％） 92 95 97 85


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.9 70 ↓ 92 ↓ 各地 生 8,640 3,587 1,836 106 103 -
海外 生 7,560 1,430 1,080 110 35 -
メバチ 44.7 116 ↑ 108 ↑ 各地* 冷凍 2,484 1,263 1,026 100 142 -
アジ 46.1 97 ↓ 86 ↓ 長崎 中 2,160 756 216 146 152 160-180g/尾
茨城 中小 432 378 324 - 58 100-110g/尾
サバ 43.4 109 ↑ 81 ↓ 三重 － 1,080 346 216 107 141 7-10入/5kg
イワシ 37.0 128 ↑ 161 ↑ 石川 － 864 302 108 90 86 100-120g/尾
スルメイカ 11.7 143 ↑ 84 ↓ 長崎ほか － 1,404 950 594 93 93 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.3 138 ↑ 165 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.6 100 70 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 17.2 177 ↑ 90 ↓ 北海道 マ 864 - 486 - - -
青森ほか マコ 1,080 756 324 88 - -
北海道 アカ 1,080 729 324 84 150 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 346 216 111 - -
ハマチ 13.6 74 ↓ 43 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 16.1 103 ↑ 91 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 157 -
タラ類 13.4 88 ↓ 86 ↓ 岩手ほか 生 1,080 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 22.7 173 ↑ 85 ↓ 鹿児島 － 2,160 583 270 69 132 4-7kg/尾
キンメダイ 6.0 95 ↓ 67 ↓ 静岡ほか － 4,104 1,642 1,296 94 101 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 10.5 81 ↓ 82 ↓ 三陸 － 1,944 1,225 756 82 113 -
各地 － 1,404 1,080 864 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると４日（金）[週末の取引、買い気はやや上向き。アジが７－８割続伸、メジはしっかり、カツオは２－４割下落、スルメは弱保合、相場全体では軟調。]、５日（土）[休市前の取引、買い一服や高値嫌気から相場は全般に伸び悩む。イワシは安値継続、サバ、スルメが小幅に下落、アジは２割ほど続伸、相場全体では弱保合。]、７日（月）[週明けの取引、入荷増で買い気は振るわなかった。サバ、カツオは強保合、ブリはしっかり、スルメは小動き、メジはまちまち、相場全体では強保合。]、８日（火）[休市前の取引、気温の低下や雨模様で買い気は低調。スルメが１－３割、メジは１－２割の上伸、アジは２割続落、サバは２割下落、相場全体ではまちまち。]、１０日（木）[休市明けの取引、買い気はやや上向き。アジが２－３割、サバは小幅の続落、スルメは２－３割反落、カツオは堅調な相場形成、相場全体では小安い。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が茨城を主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに減少し、価格は中型が約４．５割高、中小型が前年同期比で４割強安。サバは三重を主体に入荷。前週に比べ数量は９％増加し、価格は０．５割強高。イワシは石川を主体に入荷。前週に比べ数量は２８％増加し、価格は１割安。スルメイカは長崎や山口を主体に入荷。前週に比べ数量は４３％増加し、価格は０．５割強安。カツオは鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は７３％増加し、価格は約３割安。ムキカキの数量は１９％減少し、三陸産の価格は２割弱安。