水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年3月2週 (3月11日～3月17日） 前年同期 （3月12日～3月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,196 640 222 334
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 107 103 104
　前　年　同　期　比 （％） 105 113 90 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 35.7 92 ↓ 113 ↑ 各地 生 15,120 3,824 1,944 107 98 -
海外 生 7,776 4,140 2,700 290 151 -
メバチ 47.7 107 ↑ 80 ↓ 各地* 冷凍 2,916 1,256 1,026 99 139 -
アジ 66.1 143 ↑ 150 ↑ 長崎 中 756 410 216 54 84 160-180g/尾
宮崎 中小 540 486 432 129 - 110g/尾
サバ 36.3 84 ↓ 82 ↓ 三重 － 864 285 162 82 132 7-10入/5kg
イワシ 31.6 85 ↓ 196 ↑ 石川ほか － 1,080 292 162 97 74 100-120g/尾
スルメイカ 10.1 86 ↓ 51 ↓ 長崎 － 1,296 1,017 540 107 115 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.6 48 ↓ 133 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.2 75 ↓ 71 ↓ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 25.4 148 ↑ 119 ↑ 北海道 マ 756 454 216 96 108 -
青森ほか マコ 864 540 162 71 100 -
北海道 アカ 1,080 572 216 78 155 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 486 338 324 98 - -
ハマチ 12.4 91 ↓ 56 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 19.2 119 ↑ 130 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 14.1 105 ↑ 113 ↑ 岩手ほか 生 756 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 28.6 126 ↑ 129 ↑ 鹿児島 － 3,024 583 324 100 141 2-7kg/尾
キンメダイ 13.8 230 ↑ 173 ↑ 静岡ほか － 3,888 1,642 1,296 100 100 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 8.8 84 ↓ 76 ↓ 三陸 － 1,620 1,174 864 96 98 -
各地 － 1,404 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は１６日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１１日（金）[週末の取引、入荷増で荷動きは鈍化。サバが１割続落、カツオは１割下落、スルメは浜高を受けて１－２割反発、アジは強保合、相場全体では軟調。]、１２日（土）[休市前の取引、入荷が減り買い気は幾分上向き。サバが１割反発、カツオは堅調、イワシは強保合、ブリは続軟調、相場全体では強保合。]、１４日（月）[週明けの取引、比較的順調な入荷で買い気は低調。メジが小高く、アジは堅調、サバは１－２割反落、ブリは１－２割下落、相場全体では小動き。]、１５日（火）[休市前の取引、買い気は振るわなかった。イワシがしっかり、サバが強保合、カツオは軟調、ブリは小甘い、スルメは小動き、相場全体では保合。]、１７日（木）[休市明けの取引、買い気はやや上向いた。アジが２－３割上伸、スルメは小高い、カツオは続軟調、イワシは弱保合、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が宮崎を主体に入荷。前週に比べ数量は４３％増加し、価格は中型が約４．５割安、中小型が約３割高。サバは三重を主体に入荷。前週に比べ数量は１６％減少し、価格は２割弱安。イワシは石川や鳥取を主体に入荷。前週に比べ数量は１５％減少し、価格はわずかに下落。スルメイカは長崎を主体に入荷。前週に比べ数量は１４％減少し、価格は０，５割強高。カツオは鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は２６％増加し、価格はほば変わらず。ムキカキの数量は１６％減少し、三陸産の価格は約０．５割安。