水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年3月3週 (3月18日～3月24日） 前年同期 （3月19日～3月25日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,063 547 188 328
　前　　　 週 　　　比 （％） 89 85 84 98
　前　年　同　期　比 （％） 73 71 80 73


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 37.3 104 ↑ 80 ↓ 各地 生 15,660 4,297 2,160 112 98 -
海外 生 - 4,644 - 112 123 -
メバチ 43.0 90 ↓ 81 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,258 1,026 100 137 -
アジ 23.5 36 ↓ 30 ↓ 長崎ほか 中 1,296 842 432 205 201 160-180g/尾
宮崎ほか 中小 540 405 270 83 102 90-110g/尾
サバ 44.6 123 ↑ 108 ↑ 三重 － 756 281 216 99 100 7-10入/5kg
イワシ 27.5 87 ↓ 92 ↓ 鳥取ほか － 864 324 216 111 86 100-120g/尾
スルメイカ 9.5 94 ↓ 41 ↓ 富山 － 1,404 1,020 648 100 97 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.5 156 ↑ 167 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.7 142 ↑ 113 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 17.4 69 ↓ 84 ↓ 北海道 マ 702 486 324 107 103 -
宮城ほか マコ 1,296 432 324 80 76 -
北海道 アカ 1,080 486 270 85 115 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 - 324 - - -
ハマチ 14.5 117 ↑ 42 ↓ 鹿児島ほか 野〆 1,404 1,296 1,188 100 160 5-6kg/尾
塩サケ 20.8 108 ↑ 103 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 13.2 94 ↓ 85 ↓ 岩手ほか 生 702 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,188 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 21.9 77 ↓ 58 ↓ 鹿児島 － 2,484 670 324 115 146 2-7kg/尾
キンメダイ 6.0 43 ↓ 44 ↓ 東京ほか － 3,780 1,685 1,404 103 106 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 8.2 93 ↓ 64 ↓ 三陸 － 2,484 1,418 864 121 114 -
各地 － 1,944 - 756 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２１日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１５％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１８日（金）[週末の取引、連休を控えているものの雨市で買い気は振るわなかった。カツオが１－３割下落、サバ、イワシは小安い、スルメは堅調、相場全体では小安い。]、１９日（土）[連休前の取引、相場は全般に上伸。アジが倍値水準、サバ、カツオが反発、スルメは連日の品薄高、ブリ、メジも底堅く、相場全体では小反発。]、２２日（火）[連休明けの取引、雨市で買い気は弱め。アジが１－２割、サバが１割の反落、メジは軟調、カツオは強保合、ブリは小甘い、相場全体では小反落。]、２３日（水）[水曜開市日の取引、天候は回復したが買い気は弱め。アジが２－３割続落、イワシは２－３割、ブリは１－２割の下落、スルメは弱保合、相場全体では続落。]、２４日（木）[開市日の間の取引、入荷が少なかったことで荷動きは順調。イワシが小反発、ブリは強保合、メジは１－２割、スルメは１割の下落、相場全体では小動き。]
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や三重、中小型が宮崎や新潟を主体に入荷。前週に比べ数量は６４％減少し、価格は中型が約２．１倍、中小型が１．５割強安。サバは三重を主体に入荷。前週に比べ数量は２３％増加し、価格はほぼ変わらず。イワシは鳥取や石川を主体に入荷。前週に比べ数量は１３％減少し、価格は約１割高。スルメイカは富山を主体に入荷。前週に比べ数量は６％減少し、価格はほぼ変わらず。カツオは鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は２３％減少し、価格は１．５割髙。ムキカキの数量は７％減少し、三陸産の価格は約２割高。