水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年4月1週 (4月1日～4月7日） 前年同期 （4月2日～4月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,450 659 415 376
　前　　　 週 　　　比 （％） 133 110 220 126
　前　年　同　期　比 （％） 110 101 157 95


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 39.9 128 ↑ 101 ↑ 各地 生 14,040 4,589 2,160 95 53 -
海外 生 6,264 4,752 3,240 - 143 -
メバチ 54.2 140 ↑ 126 ↑ 各地* 冷凍 2,916 1,258 1,026 53 131 -
アジ 53.9 107 ↑ 97 ↓ 長崎 中 1,620 518 270 102 98 160-180g/尾
中小 - - - - -
サバ 33.7 88 ↓ 103 ↑ 三重 － 756 346 216 115 124 7-10入/5kg
イワシ 27.6 108 ↑ 107 ↑ 鳥取ほか － 1,080 318 216 102 98 100-110g/尾
スルメイカ 10.1 113 ↑ 105 ↑ 長崎ほか － 1,296 1,084 648 109 146 15-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 92 ↓ 100 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.8 113 ↑ 113 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 19.8 116 ↑ 86 ↓ 北海道 マ 702 432 270 108 104 -
青森 マコ 756 513 324 79 99 -
北海道 アカ 756 480 324 94 123 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 10.9 95 ↓ 49 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 22.5 130 ↑ 139 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 10.9 106 ↑ 107 ↑ 岩手ほか 生 648 - 108 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 27.9 163 ↑ 98 ↓ 鹿児島 － 3,240 626 432 76 76 ２-5kg/尾
キンメダイ 10.2 140 ↑ 72 ↓ 東京ほか － 4,104 1,620 1,080 91 103 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は６日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１０％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１日（金)[週末の取引、入荷増と雨で買い気は弱かった。スルメが１－２割続落、カツオは小安い、ブリ、メジともに軟調、イワシは小甘い、サバは強保合、アジはまちまち、相場全体では小安い]。２日（土）[休市前の取引、週末、花見需要で買い気が上向き荷動きはおおむね良好。アジは２－３割上伸、スルメが小反発、ブリは値を上げ、サバ、イワシ、メジは保合、相場全体では強保合]。４日（月）[週明けの取引、雨市で買い気は弱かった。イワシが２－４割、ブリが２割上伸、スルメが１－２割続伸、アジは強保合、メジは軟調、サバは小動き、カツオは保合、相場全体では小高い]。５日（火）[休市前の取引、天候が回復傾向で買い気はやや上向き。サバが１割上伸、イワシは堅調、アジは小安い、スルメは軟調、メジは弱保合、ブリは保合、相場全体では小動き]。７日（木）[休市明けの取引、買い気は低調。アジ、カツオが弱保合、サバは小反落、イワシ、ブリは伸びを欠き、スルメは幾分値を下げた。相場全体では弱保合]。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎主体に入荷。数量は前週に比べ７％増加し、価格はわずかに増加。サバは三重主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は１．５割高。イワシは鳥取と京都主体に入荷。数量は前週に比べ８％増加し、価格はわずかに上昇。スルメイカは長崎と富山主体に入荷。数量は前週に比べ１３％増加し、価格は１割弱高。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ６３％増加し、価格は２．５割弱安。