水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年４月２週 (４月８日～４月１４日） 前年同期 （４月９日～４月１５日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,219 684 213 322
　前　　　 週 　　　比 （％） 84 104 51 85
　前　年　同　期　比 （％） 92 100 86 81


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 40.9 103 ↑ 97 ↓ 各地 生 15,120 4,640 2,160 101 101 -
海外 生 5,400 7,371 2,484 155 218 -
メバチ 43.4 80 ↓ 77 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,258 1,026 100 129 -
アジ 57.1 106 ↑ 86 ↓ 福岡 中 756 486 324 94 120 160-180g/尾
長崎ほか 中小 864 522 324 - 121 100-110g/尾
サバ 32.8 97 ↓ 105 ↑ 富山ほか － 756 367 216 106 129 7-10入/5kg
イワシ 22.9 83 ↓ 87 ↓ 鳥取 － 864 367 216 115 126 100-110g/尾
スルメイカ 14.4 143 ↑ 109 ↑ 長崎 － 1,080 912 562 84 99 15-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.2 92 ↓ 183 ↑ 各地 － 878 - 810 - - -
サンマ 1.6 89 ↓ 107 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 20.7 105 ↑ 99 ↓ 北海道 マ 594 367 216 85 107 -
青森ほか マコ 648 432 216 84 - -
北海道 アカ 594 389 216 81 78 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 365 216 - - -
ハマチ 10.0 92 ↓ 64 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 19.9 88 ↓ 100 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 9.4 86 ↓ 100 岩手ほか 生 648 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 29.0 104 ↑ 121 ↑ 鹿児島 － 1,944 626 432 100 86 ２-5kg/尾
キンメダイ 18.6 182 ↑ 192 ↑ 東京ほか － 3,888 1,577 756 97 122 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、８日（金)[週末の取引、比較的潤沢で荷動きは低調。メジが3割、ブリが１－２割下落、サバは２－３割、スルメは１割続落、アジは弱保合、カツオは強保合、イワシはしっかり、相場全体では下落]、９日（土）[休市前の取引、入荷が少なく買い気は上向き。カツオが２－３割、イワシが１－２割上伸、サバは２割反発、スルメは堅調、メジはしっかり、アジは２割下落、相場全体では反発]、１１日（月）[週明けの取引、買い気はいまひとつ。アジが２－３割反発、サバは２－３割続伸、ブリは１－３割上伸、メジは堅調、カツオが１－２割反落、イワシは弱保合、スルメは保合、相場全体では堅調]、１２日（火）[休市前の取引、荷動きは振るわず。イワシが２－３割下落、メジは小安い、アジ、ブリは軟調、サバは堅調、スルメは小高い、カツオは保合、相場全体では軟調]、１４日（木）[休市明けの取引、入荷は減ったが天候悪化予報で買い気は低調。イワシ、メジが１－２割反発、アジは堅調、サバは強保合、カツオ、ブリが１－２割下落、スルメは１割反落。相場全体ではまちまち]。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が福岡、中小型が長崎と新潟主体に入荷。数量は前週に比べ６％増加し、価格は中型が０．５割強安。サバは富山と静岡主体に入荷。数量は前週に比べ３％減少し、価格は０．５割強高。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ１７％減少し、価格は約１．５割高。スルメイカは長崎主体に入荷。数量は前週に比べ４３％増加し、価格は１．５割強安。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ４％増加し、価格は変わらず。