水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年4月3週 (4月15日～4月21日） 前年同期 (4月16日～4月22日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,216 602 281 333
　前　　　 週 　　　比 （％） 100 132 104
　前　年　同　期　比 （％） 90 96 95 80


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 43.1 105 ↑ 111 ↑ 各地 生 16,200 4,706 2,160 101 133 -
海外 生 3,132 2,892 2,700 39 110 -
メバチ 74.5 172 ↑ 152 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,259 1,026 100 130 -
アジ 41.8 73 ↓ 64 ↓ 長崎 中 1,620 626 324 129 154 160-180g/尾
新潟 中小 540 450 324 86 101 100-110g/尾
サバ 25.8 79 ↓ 88 ↓ 石川 － 756 378 194 103 123 7-10入/5kg
イワシ 16.3 71 ↓ 70 ↓ 鳥取 － 756 389 216 106 106 100-110g/尾
スルメイカ 9.2 64 ↓ 78 ↓ 富山 － 1,188 842 540 92 95 15-２0入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.4 109 ↑ 109 ↑ 各地 － 878 810 -
サンマ 1.8 113 ↑ 113 ↑ 各地 解凍 1,188 540 -
カレイ 20.9 101 ↑ 118 ↑ 北海道 マ 540 356 216 97 94 -
青森ほか マコ 540 432 216 100 80 -
北海道 アカ 594 389 216 100 120 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 486 351 216 96 -
ハマチ 9.6 96 ↓ 49 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 21.4 108 ↑ 132 ↑ 北海道 トキ -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 10.3 110 ↑ 113 ↑ 岩手ほか 生 648 378 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 864 4-7枚入/5kg
カツオ 32.3 111 ↑ 125 ↑ 鹿児島 － 2,160 648 324 104 100 ２-5kg/尾
キンメダイ 9.9 53 ↓ 138 ↑ 東京ほか － 3,888 1,490 864 94 103 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
今週は２０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１２％の減少。
一般鮮魚類を中心に取引を見ると、４月１５日（金）、週末の取引、雨市続きで荷動きは良くなかった。ブリが小反発、サバはしっかり、イワシは軟調、スルメは小動き、アジ、カツオは保合、相場全体では小動き。４月１６日（土）、休市前の取引、天気回復で買い気が上向き、荷動きは好転。サバ、スルメが小幅上伸、アジ、ブリが強保合、イワシは幾分値を上げ、カツオも底堅い値動き。相場全体では小高い。４月１８日（月）、週明けの取引、買い気はまずまず。アジが２－５割、カツオは１－３割上伸、サバは３割、イワシは１－２割反落、メジは軟調、ブリは弱保合、スルメは保合、相場全体ではまちまち。４月１９日（火）、休市前の取引、天候が回復し買い気は上向いた。アジが１－３割、カツオは２割反落、メジが１－３割、ブリは２割下落、スルメは小安い、イワシは１－２割反発、サバは小動き、相場全体では下落。４月２１日（木）、休市明けの取引、順調な入荷で引き合いは弱め。アジが２割続落、カツオは軟調、サバは弱保合、ブリはしっかり、スルメは強保合、イワシが保合で、メジは小動き。相場全体では弱保合。
主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟主体に入荷。数量は前週に比べ２７％減少し、価格は中型が３割弱高、中小型が１．５割弱安。サバは石川主体に入荷。数量は前週に比べ２１％減少し、価格は０．５割弱高。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ２９％減少し、価格は０．５割強高。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ３６％減少し、価格は１割弱安。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ１１％増加し、価格は０．５割弱高。