水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年4月4週 (4月22日～4月28日） 前年同期 (4月23日～4月29日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,182 645 237 300
　前　　　 週 　　　比 （％） 97 84 90
　前　年　同　期　比 （％） 96 104 101 79


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 44.8 104 ↑ 122 ↑ 各地 生 19,440 5,355 2,160 114 117 -
海外 生 7,020 4,005 2,808 138 147 -
メバチ 61.0 82 ↓ 103 ↑ 各地* 冷凍 2,484 1,256 1,026 100 129 -
アジ 72.0 172 ↑ 137 ↑ 長崎 中 1,080 396 270 63 83 160-180g/尾
三重 中小 648 220 216 49 55 80-100g/尾
サバ 27.0 105 ↑ 93 ↓ 鳥取 － 756 299 216 79 92 7-10入/5kg
イワシ 20.0 123 ↑ 87 ↓ 千葉 － 756 306 162 79 94 100-110g/尾
スルメイカ 5.1 55 ↓ 60 ↓ 富山 － 1,512 857 648 102 88 ２0入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.3 96 ↓ 135 ↑ 各地 － 1,080 810 -
サンマ 1.6 89 ↓ 76 ↓ 各地 解凍 1,188 540 -
カレイ 17.3 83 ↓ 94 ↓ 北海道 マ 540 400 216 112 95 -
宮城ほか マコ 540 473 324 109 73 -
北海道 アカ 594 405 324 104 78 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 486 378 270 108 -
ハマチ 10.3 107 ↑ 70 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 15.9 74 ↓ 90 ↓ 北海道 トキ -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 8.4 82 ↓ 102 ↑ 岩手ほか 生 648 432 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 864 4-7枚入/5kg
カツオ 29.5 91 ↓ 85 ↓ 鹿児島 － 2,160 666 432 103 167 ２-5kg/尾
キンメダイ 9.6 97 ↓ 108 ↑ 東京ほか － 3,888 1,620 972 109 100 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２７日（水）が開市のため６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、４月２２日（金）、週末の取引、潤沢な入荷で荷動きは停滞。アジが２－４割続落、ブリは１－２割下落、サバは軟調、スルメは２－３割上伸、メジは堅調、イワシは強保合、カツオは保合。相場全体では下落。４月２３日（土）、休市前の取引、入荷が大幅に減り荷動きは幾分回復。アジが１－２割反発、カツオが１－２割上伸、ブリは強保合、スルメは小反落、イワシは軟調、サバは保合。相場全体では小反発。４月２５日（月）、週明けの取引、買い気はまずまず。サバが堅調、カツオはしっかり、スルメは強保合、アジは１割反落、ブリは小甘い、メジは弱保合。相場全体では小動き。４月２６日（火）、入荷増で水曜が開市ということもあり、荷動きは良くなかった。サバが２割、スルメが１割下落、メジは小安く、イワシは軟調、アジは堅調、ブリは保合。相場全体では軟調。４月２７日（水）、入荷は減ったが水曜市で買い気は振るわず。アジが１－２割上伸、スルメが小反発、ブリは小高く、サバは堅調、イワシは強保合、カツオは小動き、ブリは小高い。相場全体では小高い。４月２８日（木）、休み前で買い気が上向き、荷動きはおおむね良好。カツオとブリが小幅上伸、イワシが強保合、アジは幾分値を下げ、サバは小安く、スルメは伸び悩んだ。相場全体ではまちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が三重主体に入荷。数量は前週に比べ７２％増加し、価格は中型が３．５割強安、中小型が５割強安。サバは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ５％増加し、価格は２割強安。イワシは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２３％増加し、価格は２割強安。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ４５％減少し、価格はわずかに上昇。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ９％減少し、価格はわずかに上昇。