水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年5月1週 (4月29日～5月5日） 前年同期 (4月30日～5月6日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,402 674 308 420
　前　　　 週 　　　比 （％） 119 130 140
　前　年　同　期　比 （％） 94 106 86 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 58.9 131 ↑ 119 ↑ 各地 生 12,420 3,426 1,296 64 66 -
海外 生 8,640 3,998 2,700 100 97 -
メバチ 37.0 61 ↓ 76 ↓ 各地* 冷凍 2,484 1,276 1,026 102 132 -
アジ 28.1 39 ↓ 69 ↓ 長崎 中 2,160 1,368 756 345 172 160-180g/尾
三重 中小 1,188 810 432 368 136 100-110g/尾
サバ 16.9 63 ↓ 68 ↓ 千葉 － 972 623 389 208 204 7-10入/5kg
イワシ 20.6 103 ↑ 82 ↓ 千葉 － 756 396 216 129 79 100-110g/尾
スルメイカ 13.1 257 ↑ 215 ↑ 山口 － 1,404 1,030 648 120 97 ２0入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 6.5 283 ↑ 191 ↑ 各地 － 1,080 810 -
サンマ 2.5 156 ↑ 89 ↓ 各地 解凍 1,188 540 -
カレイ 22.7 131 ↑ 115 ↑ 北海道 マ 540 450 324 113 111 -
宮城ほか マコ 648 459 324 97 77 -
北海道 アカ 540 432 324 107 64 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 459 216 121 94 -
ハマチ 16.5 160 ↑ 57 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 26.9 169 ↑ 126 ↑ 北海道 トキ -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 9.7 115 ↑ 91 ↓ 岩手ほか 生 648 432 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 864 4-7枚入/5kg
カツオ 23.5 80 ↓ 91 ↓ 千葉 － 1,944 1,008 648 151 120 ２-5kg/尾
キンメダイ 5.6 58 ↓ 89 ↓ 静岡ほか － 3,780 1,692 1,296 104 95 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は４月２９日（金）、５月４日（水）、５日（木）が休市のため３日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、４月３０日（土）、大型連休の谷間で、休市に挟まれた取引だったため買い気良く、荷動きはおおむね良好だった。アジがほぼ倍値水準に急伸、サバは２－３割反発、カツオ、ブリは底堅く、スルメは品薄高。相場全体では小じっかり。５月２日（月）、大型連休谷間の取引、相場はほぼ全面高の展開。アジ、サバが５割以上値上がりし、大幅に続伸、イワシ、ブリが３割前後の値上がり、カツオは小幅上伸、スルメ、メジは品薄高。相場全体では堅調。５月３日（火）、前荷薄や２連休前で買い急がれ、前日に続いてほぼ全面高の展開。アジが２－３割続伸、サバ、スルメが続堅調、ブリ、メジは小幅続伸、イワシ、カツオも底堅い。相場全体では続堅調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が三重主体に入荷。数量は前週に比べ６１％減少し、価格は中型、中小型ともに３倍以上の高値となった。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ３７％減少し、価格は約２倍の高値となった。イワシは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ３％増加し、価格は３割弱高。スルメイカは山口主体に入荷。数量は前週に比べ１５７％増加し、価格は２割高。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２０％減少し、価格は５割強高。