水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年5月3週 (5月13日～5月19日） 前年同期 (5月14日～5月20日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,138 606 202 330
　前　　　 週 　　　比 （％） 85 71 97
　前　年　同　期　比 （％） 101 105 95 99


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 43.7 74 ↓ 119 ↑ 各地 生 9,180 3,424 1,836 105 110 -
海外 生 - 3,240 - 83 130 -
メバチ 40.8 61 ↓ 92 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,283 1,026 101 132 -
アジ 57.8 80 ↓ 84 ↓ 長崎 中 1,620 497 270 109 132 160-180g/尾
新潟ほか 中小 648 397 270 77 111 80-1１0g/尾
サバ 26.2 103 ↑ 106 ↑ 千葉 － 864 330 216 87 126 7-10入/5kg
イワシ 26.2 114 ↑ 130 ↑ 千葉 － 648 324 184 125 123 100-110g/尾
スルメイカ 9.1 74 ↓ 100 富山 － 1,512 743 540 112 67 20-25入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.0 125 ↑ 158 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.6 80 ↓ 145 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 17.4 114 ↑ 105 ↑ 北海道 マ 540 400 216 85 103 -
宮城ほか マコ 756 378 216 58 205 -
北海道 アカ 540 432 324 100 93 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 365 - 68 80 -
ハマチ 9.0 74 ↓ 90 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 19.8 104 ↑ 130 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 7.4 93 ↓ 88 ↓ 岩手ほか 生 648 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 37.5 68 ↓ 92 ↓ 千葉 － 1,512 626 324 126 171 2-5kg/尾
キンメダイ 10.1 92 ↓ 113 ↑ 静岡ほか － 3,888 1,620 1,080 96 104 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１８日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１６％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、１３日（金）、週末の取引、入荷が減った魚種が目立ったが、雨市で買い気は引き続き低調。スルメが１－２割続落、メジは小安い、アジは軟調、イワシは小甘い、サバは弱保合、ブリは続堅調、カツオは保合。相場全体では軟調。１４日（土）、休市前の取引、前日から続く雨の影響で買い気は弱く、売れ行きは低調。アジが続軟調、イワシ、メジが弱保合、サバ、ブリは小動き、カツオは上伸。相場全体では弱保合。１６日（月）、週明けの取引、降雨予報もあり買い気は振るわず。アジが２－５割、スルメが２割上伸、イワシは堅調、ブリはしっかり、サバは強保合、メジはおおむね下落、カツオは弱保合。相場全体では堅調。１７日（火）、休市前の取引、天候も回復傾向のため、荷動きはやや良化。アジが３－４割続伸、イワシが１－２割上伸、メジは堅調、サバは強保合、カツオは弱保合、スルメは小動き、ブリは保合。相場全体では続堅調。１９日（木）、休市明けの取引、入荷が増えたが天候もよく、買い気はまずまず。カツオが２－３割下落、イワシは１－２割反落、アジは弱保合、メジは２割上伸、スルメは強保合、サバはまちまち。相場全体では弱保合。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟と島根主体に入荷。数量は前週に比べ２０％減少し、価格は中型が１割弱高、中小型が２．５割弱安。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は１．５割弱安。イワシは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ１４％増加し、価格は２．５割高。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ２６％減少し、価格は１割強高。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ３２％減少し、価格は２．５割強高。