水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年5月5週 (5月27日～6月2日） 前年同期 (5月28日～6月3日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 990 480 224 287
　前　　　 週 　　　比 （％） 88 115 91
　前　年　同　期　比 （％） 78 84 67 80


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.6 108 ↑ 93 ↓ 各地 生 16,740 3,409 1,944 77 81 -
海外 生 3,780 2,930 2,700 82 77 -
メバチ 29.0 75 ↓ 77 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,293 1,080 100 132 -
アジ 41.7 90 ↓ 98 ↓ 長崎 中 1,080 605 432 95 86 160-180g/尾
鳥取ほか 中小 756 386 270 87 82 80-110g/尾
サバ 22.0 79 ↓ 66 ↓ 千葉 － 540 292 216 90 130 7-10入/5kg
イワシ 23.8 127 ↑ 76 ↓ 千葉ほか － 540 341 162 93 99 100-110g/尾
スルメイカ 6.8 66 ↓ 47 ↓ 石川 － 1,512 933 648 130 94 20-25入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 105 ↑ 117 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.7 94 ↓ 121 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 13.7 68 ↓ 116 ↑ 北海道 マ 540 372 270 91 82 -
宮城ほか マコ 540 292 216 65 80 -
北海道 アカ 540 432 324 110 47 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 7.4 82 ↓ 56 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 23.5 107 ↑ 122 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 918 896 864 100 151 -
タラ類 6.2 75 ↓ 68 ↓ 岩手ほか 生 648 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 41.6 79 ↓ 84 ↓ 千葉 － 1,080 475 270 96 102 2-5kg/尾
キンメダイ 8.3 75 ↓ 98 ↓ 静岡ほか － 3,780 1,620 1,080 100 115 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２２％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２７日（金）、週末の取引、雨市で買い気は低調。サバが２－３割、カツオが１－２割下落、アジは１－２割続落、ブリは小安い、イワシは軟調、スルメは弱保合、メジは小動き。相場全体では小幅下落。２８日（土）、休市前の取引、天候の回復で買い気が上向き、荷動きはおおむね良好。アジがしっかり、サバが小戻し、スルメは小幅上伸、カツオ、ブリは強保合、メジは小動き、イワシは保合。相場全体では強保合。３０日（月）、週明けの取引、天気も良く買い気は順調。アジが１－２割上伸、サバは弱保合、イワシは小甘い、スルメ、メジは小動き、カツオ、ブリは保合。相場全体では小動き。３１日（火）、休市前の取引、月末で雨市のため買い気は低調。カツオが堅調、イワシはしっかり、アジは強保合、ブリは弱保合、メジは小甘い、スルメは保合。相場全体では強保合。２日（木）、休市明けの取引、月替わりで天候も良いため買い気は順調。スルメが２割、カツオが１割下落、サバは小安い、メジは小高い、イワシは堅調、アジは軟調、ブリは小動き。相場全体では小安い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が鳥取と新潟主体に入荷。数量は前週に比べ１０％減少し、価格は中型が０．５割安、中小型が１．５割弱安。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２１％減少し、価格は１割安。イワシは千葉と鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ２７％増加し、価格は０．５割強安。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ３４％減少し、価格は３割高。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２１％減少し、価格は０．５割弱安。