水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年6月1週 (6月3日～6月9日） 前年同期 (6月4日～6月10日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,159 599 200 360
　前　　　 週 　　　比 （％） 117 90 126
　前　年　同　期　比 （％） 101 97 97 109


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 46.9 110 ↑ 76 ↓ 各地 生 12,420 3,673 1,620 108 150 -
海外 生 6,480 3,807 3,024 130 100 -
メバチ 36.9 127 ↑ 98 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,301 1,080 101 130 -
アジ 50.6 121 ↑ 79 ↓ 長崎 中 1,620 670 324 111 159 160-180g/尾
新潟 中小 702 460 270 119 106 80-110g/尾
サバ 27.2 124 ↑ 95 ↓ 宮城 － 648 335 216 115 150 7-10入/5kg
イワシ 25.8 108 ↑ 75 ↓ 千葉ほか － 1,080 330 216 97 117 80-100g/尾
スルメイカ 16.7 246 ↑ 97 ↓ 富山 － 1,404 683 432 73 78 25-30入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.3 110 ↑ 153 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.8 106 ↑ 100 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 14.2 104 ↑ 108 ↑ 北海道 マ 648 501 324 135 103 -
宮城ほか マコ 1,296 - 324 - - -
北海道 アカ 648 527 432 122 49 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 540 - - - -
ハマチ 7.1 96 ↓ 55 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,404 1,350 1,296 100 167 5-6kg/尾
塩サケ 16.8 71 ↓ 93 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 6.6 106 ↑ 83 ↓ 岩手ほか 生 756 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 65.3 157 ↑ 111 ↑ 千葉 － 1,080 529 270 111 132 2.5-5kg/尾
キンメダイ 9.9 119 ↑ 119 ↑ 静岡ほか － 4,320 1,663 1,080 103 118 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は８日（水）が開市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２５％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、６月３日（金）、週末の取引、買い一服から荷動きは低調。イワシ、ブリが２－３割、アジが１－２割の下落、スルメは１－３割続落、メジは小反落、カツオは堅調、相場全体では続落。６月４日（土）、休市前の取引、引き続き買い気は振るわず。カツオが２－３割下落、ブリは１－２割、スルメは小幅に続落、メジは小甘い、アジは強保合、相場全体では小幅続落。６月６日（月）、週明けの取引、雨市で買い気は弱め。アジが１－２割上伸、メジは堅調、ブリは２割、カツオは１－２割の続落、サバは軟調、スルメは弱保合、相場全体では軟調。６月７日（火）、休市前の取引、入荷が減ったこともあり荷動きは若干好転。アジが１－３割続伸、ブリは小反発、サバは堅調、メジは１－３割下落、スルメは弱保合、相場全体ではまちまち。６月９日（木）、休市明けの取引、入荷増から買い気は弱め。カツオが４－６割上伸、アジは１割続伸、スルメは小高く、ブリは堅調、サバは２割下落、イワシは小安い、相場全体では堅調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟を主体に入荷。数量は前週に比べ２１％増加し、価格は中型が約１割高、中小型が約２割高。サバは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ２４％増加し、価格は１．５割高。イワシは千葉や北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ８％増加し、価格はわずかに下落。スルメイカは富山を主体に入荷。数量は前週に比べ約２．５倍に増加し、価格は２．５割強安。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ５７％増加し、価格は約１割高。